アマ修斗の全日本大会の出場資格を得るため、大阪予選に乗り込んできたメグル君ご一行。
朝日昇が「関東の予選で負けた人が、大阪予選で勝ったから出場できるなんて他競技じゃ有り得ない」と、改善点のひとつに挙げていたシステムであるけれども、あれの改革案ってどーなったのかな…。というか朝日氏は、トーナメント自体を厳しく評価してたか…。
※朝日氏のアマ修斗問題点指摘は、2011年7月発売のゴン格などにあったらしい。
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/52196356.html
…今後の課題として、アマ修斗について
・(ワンデイ)トーナメント形式は時代遅れ。アメリカではコミッションが(安全・公平性で?)認めないこともある。
・ある地区の予選大会に出た選手が別地区に出たりしている
・パウンドの有無や試合時間の違いがアマ⇒プロのスムーズな移行を妨げている
・クラス分けも、世界標準と違う
などの問題点を指摘し「UFCのアンダーリーグとなってもいい」と・・・
まあ少なくとも、連載開始時はそういう仕組みであり、それに則って廻たちは来阪している。
しかし敵は、世界が恐れるナニワの侍たち。
抜き難し、南無六字の城。天下の名城大阪城が、東軍を待ち受けるのであります。
ジム(神谷真希選手とキックで戦った黒髪の選手のジム)を借りて最終調整をした廻とナベさんだったが、そこはアウェイの地… さまざまな計略が、待ち受けているのです。
思わぬスパイ合戦、インテリジェンス・ウォー
自分の大阪人のイメージの原型は、考えてみると「パーやん」だからな(笑)。これぐらいの知恵が回って当然のような気がする。
ちなみに台詞に出てくる「功平のこと」だが、外敵の侵略を眼前にナショナリズムを高揚させた同選手が、ベトコンもやったような、地形を利用したトラップを仕掛けたのである。
これで廻はダメージを受けた。
読者アンケートは上昇した(笑)。
(詳細は同誌にて)
ちなみに、今回は減量の話もあって、これは「あしたのジョー」以来、「なかなか落ちない、落ちるのに地獄の苦しみ」はよく描かれるが
「順調に減量できて、体重が落ちすぎてしまった。少し補給して、当日の計量時にリミットぴったりになるようにしたい。だけど、だからといってこの量をたべていいのかな?不安だ」という、なかなか当事者にとっては切実ながら、普通の読者にとっては「なるほど、こんなパターンもあるのか」というくだりが描かれています。
いいトレーナーはこのへんを「がっちり買いまショー」なみに調整するわけだが。
適当に覚えてるところでいうと(適当いうな)佐野哲也選手のブログにも、ときどきこういう話が出てくる。会場に遠方から電車に乗ってくるのか、前日チェックインした近くのホテルから計量会場に行くのか・・・でも、当然ながら違ってくるらしい。
【参考】スイミングアイ「格闘技と減量を考える」
http://ameblo.jp/swimmingeye/entry-10310105604.html
今回は、ちょっと別テーマながら、次エントリにつづく。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120119/p3