発売に前後して、間の悪いことに前田日明暴言インタビューを載せた「プロレス復興支援」

プロレス復興支援―プロレス不況は人災だ!今こそ復興支援のとき! (OAK MOOK 402)
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2011/09/28
- メディア: 単行本
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【プロレス格闘界の光と影を探る】マット界 噂の三面記事【底が丸見えの底なし沼を探る!】 (晋遊舎ムック)
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2011/09/29
- メディア: ムック
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「底が丸見えの底なし沼」ムック!UFCの帝国化、新日本プロレスの再生、突然変異IGFの猛攻。
2010年代に突入したプロレス格闘技界に見える新しい景色の数々。
FEGの衰退、再編成が進む総合格闘技界、いまださまようWJやハッスルの亡霊…。
そしてその風景には古びた建物が明日にでも取り壊されるかもしれないという息づかいをみせながら紛れているのである。いつの時代も未来と過去は同居するもの。新しい時代を作るために事件や騒動は勃発して、かつて時代を作ったものは過去を語り再び未来に目を見やる。
本書『マット界 噂の三面記事』では選手や関係者の証言、取材を通してその未来を探り、過去を浮き彫りにしていくものである。
「底が丸見えの底なし沼」の世界はまだまだ続く…。◆帝国化するUFC、失ったFEGの後ろ盾…DREAM生き残りを懸けた最終戦争
◆鳴呼、K-1帝国落日の裏側/ハッスルはなぜ死んだのか?/長州力が味わった地獄のド真ん中/IGFが放つ21世紀の「流血の魔術」/プロレス死亡事故のスパイラル/堀江貴文、幻のK-1参戦
もなかなか面白かった。
新情報を整理したい。
修斗を海外資本が買収しようとしたが・・・
・MMAは世界的には隆盛期なので、全体的には海外投資家の中に「新規三級したい」「どっか適当な団体を買収して足がかりにしたい」という人は多い
・そのうちのひとりが修斗に目を付けた。五味やアンデウソンなどの貴重な映像ライブラリーもある。お手ごろ感があった
・しかし実際に買収に動いてみたら、「修斗の権利」って誰が持ってるのかわからん!図らずもそのあいまいさによって買収は失敗した、云々。
イッツZUFFAスタイル!!&日本大会と電通話
・シュウ・ヒラタ「UFCはどの国のイベントでも、全スタッフが自前クルーでやってくる。ブラジル大会時もしかり」
・「今回は電通への売り興行らしい」
引用者註。これは大きなトピックなのだが、まだ「確定情報」が無いような。来年2月のイベントを電通が主催するか、しないかってまだ分からないものなのだろうか。広報を電通の関連会社がやっていることは確定しているが。
・KIDの契約額は、他選手との交渉のときによく引き合いに出される。
らしい。「あのKIDだって基本給1万5千ドル/勝利者ボーナス1万5千でy闘ってるんだぞ」と言われると、大抵の選手は(笑)
・ジョー・シルバやショーンは、以前から「もしUFC日本大会をやるなら(本場カード直輸入じゃなく)ジャパンvsワールドだろうね」と言っていました、とのこと。
TBSと大晦日
匿名対談での見立てをまとめるとこう
「TBSの中にも、『大晦日だけはやりたい』という一派がいる。同局の歴史上、結局格闘技以上に成功した大晦日番組はないから。だけどそういう支持勢力が半数、『もういいんじゃない?』という派が半分。五分五分だ」
DREAM広島大会
が一時は、秋に予定されていたという。そこに有力スポンサーがいるらしいけんのう。
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鈴川vsバンナはガチ?
これは語っている人の推測にすぎないが
・いわゆる「ヨーイドンで最短距離の勝利を競う」のがガチならガチじゃない
・しかし、バンナは当日に来日しており、細かい打ち合わせやリハは物理的にも不可能。
・おそらく「相手は本気で来る。どうせ実力的にまず負けないけど、死なない程度に頼む」といった感じでバンナに話をしてたんじゃないか。