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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

イカ、そしてたこの脅威に対し、全人類と全脊椎動物に訴える。

この地球に生きるすべての市民よ、男も女も、老いも若きも、金持ちも貧乏人も、軍人、警察官、知識人、技術者よ!!
そして、すべての脊椎動物よ!!!!
わたしは今、インターネットを使って皆さんに呼びかけている。この国の腐敗した権力と、クロスオーナーシップと電波規制と記者クラブ体制によって情報封鎖された既成メディアでは、われわれの訴えが封じられているからだ。
まず、これをご覧いただきたい。
http://www.asahi.com/national/update/0223/OSK201102230149.html

獲れすぎじゃなイカ、スルメ前年比80倍の大漁 鳥取
 
鳥取県境港でスルメイカが大漁だ。2月の漁獲箱数は前年同期の約80倍。昨夏の猛暑と年末年始の寒波の影響という。 鳥取県水産試験場によると、1〜20日に境港に揚がったスルメイカは計9万5630箱(1箱約6キロ)。中旬には1日で1万5千箱以上の日もあった。あらかじめ漁船に積んでいた発泡スチロールの箱が足りず、木箱やプラスチックのタンクで水揚げをする船もあったという。 (略)担当者は「ここ数年は漁獲が少なかったので、漁業関係者は喜んでいる。水温が低くてまだ成熟しておらず精巣や卵巣に栄養が向いてないので、この時期としては珍しく肉厚でおいしい」と話す。

わたしはこのブログを開始して以来「たこ」というタグを作り(タイトル右下参照)、一貫してたこ、そしていかについて、それが人類の脅威であり、世界は一致してこれへの警戒を怠ってはいけないと主張してきた。
彼らが伸ばしていく8本、あるいは10本の足は、すなわち4足または5足の軍靴を履き、足並みをそろえて専制と憎しみ、そして恐怖の足音を、今、っここにおいても響かせている。
しかし、
昨年ごろから状況は急変した。それも一見、好ましいように見える変化の仮面をつけて、やつらの狡猾な足が伸びてきたのである。
インターネット上で、イカの話題が出るとき、少しずつ「侵略」という単語が付随するようになってきた。上のスルメイカについても、28日現在
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/national/update/0223/OSK201102230149.html
、300近くに上る脅威のブックマークがついている。われわれがこれまで目にしたたこ、そしていかの挑発的な数々の蛮行についても、これまで注目を集めた事は無かった。そしてそのブクマでは、タグも含め141回「侵略」という言葉が使われている。
しかし、それにしてはまったく人類の警戒態勢は強化されていない。むしろ、これまでごくわずながらも、当ブログの「たこ」タグに共感、連帯した人たちから、たこ・いかへの敵愾心が薄れていくのを感じたのである。

私がその後調査したところ、その原因はすぐ判明した。
「侵略イカ娘」というプロパガンダが、たこ・いか専門家のわたしの知らないうちに浸透していたのである。

侵略!イカ娘 1 (少年チャンピオン・コミックス)

侵略!イカ娘 1 (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者:安部 真弘
  • 発売日: 2008/03/07
  • メディア: コミック
この作品の内容についてまだ詳しく把握しているとは言えないが、明らかになっている問題点のみを述べる。いかが人間への脅威であり、侵略をもくろんでいるという事実は我々の運動によって、また自らがメキシコの海で行った蛮行( http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091022/p2 )によって隠し通せないようになった。その中で連中が取った奇策こそが、この「イカ娘」であると断言せざるをえない。

要はこうだ、たこといかの狡猾な情報機関は既成メディアを支配し、脅威の定義である「意図と能力」についてこう曲解したプロパガンダで国民を洗脳しようとしている。
イカ(※たこを含むかは不明)には人類を侵略する国家意思が確かに存在する。しかし能力が低く、脅威にはなり得ない、むしろ友好的に迎え入れるべきだ」と。
なんたる欺瞞か!!

昭和初期に、人間界に留学した蛸の八ちゃんは啓蒙専制君主として、実際に人間社会との融和とたこ社会の近代化に取り組んだ。だが狂信的原理主義者の(実行犯はダイオウイカ派とも、するめ同胞団、とも言われる)暗殺に倒れ、その理想はかなわなかった。あのとき、八ちゃん路線が続けば、唯一人間、脊椎動物とたこやいかとの共存はなし得たであろう。
嗚呼、イカ娘とはなんたる違いか。
 

地球の同胞よ、兄弟姉妹よ。では逆に問おう。
君たちはイカ娘を歓迎しようという。
じゃあ、「タコ親父」は歓迎するのかっ?

この一言で、イカ娘の侵略をむしろ歓迎しよう、喜んで迎え入れようという売国(売地上)勢力の欺瞞と偽善は破壊されるのである。

イカ娘が来たとき、私は娘は好きなので歓迎した。
次にタコ親父が来たとき、私は親父は嫌いなので抵抗した。
だが、その時は遅すぎた

と、ある詩人はうたった。
 
見よ、いまや媚たこ勢力の油断に乗じて既に経済侵略は始まっている。地球上で有数の経済大国・日本の首都東京都、葛飾柴又において、「タコ社長」がおよそ40年の長きにわたり現地経済を牛耳っていることが、いかに由々しき脅威であることか。しかも情報メディア支配をもくろみ、印刷界を牛耳っているのである。

地元の一般家庭から「社長、晩御飯一緒に食べてきなよ」「すまないねぇ、じゃあひとつよばれるかな」といって、食物を搾取する光景も日常茶飯事だという。浅草は反乱者たちの手に落ちた。浅草の馬鹿野郎共!この国をたこの手に落としたいのか?
 
一部にはたこといかを別にわけ、たこは悪だが、イカとは共存できると主張する人間もいる。イカと連携することでむしろたことの分裂を図るべきだと。たわけた議論なり。墨を吐いて煙幕にしようとする、たこやいかの手法でもまねしたか。
たこといかの間に、深刻な権力闘争があること、これは疑いが無い。されど、その対立は逆に、対外侵略を競争的に加速させる要因になっているではないか。旧帝国の陸海軍がそうであったようにだ。どちらもせきついの無い連中であり、大同小異。足2本の差でしか無い。

蛸の八っちゃん 満洲
弾に当たって 名誉の戦死
蛸の遺骨は いつ帰る
骨が無いから 帰れない

と、彼らは遺骨の無い事も気にせず、死を喜びながらわれわれに対して攻め入ってくる。それは時間の問題であろう。
 
しかし、心ある人たちは、たこの脅威に対して既に抵抗をはじめている。
クニマスを見つけたさかなクンはかく言う。

魚に興味を持ったのは小学2年生の頃。旧友がさかなクンの自由帳にウルトラマンと闘う巨大ダコの姿をいたずら描きしたのがきっかけだった。本物のタコを見ようと、魚屋や水族館、海に足を運ぶ…(略)
読売新聞2010年12月29日付

嗚呼栴檀は双葉より芳し。さすが、その後今上陛下が名指しでお褒めの言葉を賜った憂国の士である。天、勾践を空しゅうする莫れ 時に范蠡無きにしも非ず。
そしてさかなクン(とその友人)は、巨大だこが宇宙のヒーローウルトラマンと互角に闘うこともありうると、その慧眼で見抜いていたというわけだ。
巨大たこといえばキングコングに前座で一蹴されたり、海外に売るためのインパクトのためにおまけでフランケンシュタインと闘うだけ、といった旧来のイメージしかない、いまだ冷戦思考の守旧派のおろかさよ。
考えてもみよ、やつらは火星との民族的なつながりもある。海単独で人間界への侵略を進めると思うかっ。必ずや火星人と連携し、遠交近攻の戦略を取ってくることは明白であろう。

どかんと一発 ロケットで
月の裏側へ つきました
そこに出てきた 火星人
拍子木たたいて 馬鹿踊
旦那のお名前 なんてぇの
トニー谷

そして、釣りキチ三平

「タコすかし」ですよ。あの狡猾千万なたこを、逆にだましてやろうという痛快さだ。

すでに引退してもいいような伝説の英雄が、ふたたび戦場に立って、こうやってたこと闘っている。それなのにおまいらと来たら、イカの侵略をむしろ歓迎するような有様だとは。権門上に傲れども 国を憂うる誠なし。 財閥富を誇れども 社稷を思う心なし。
されどこうやって、地上で、浜辺で、沖合で、築地で、あるいは今後豊洲で。人類はたこと、いかと闘い続ける。

私は自由たらんと欲する脊椎動物すべてに、軟体動物からの脅威を退けるため、、私の声に耳を傾け、そして立ち上がるよう促したい。 己の責務を果たして倦むところがなければ、そしてもし最良の準備がなされるのであれば、我らは必ずや次の事を証明するであろう。すなわち、我らは故郷である地上を護り、激動を乗り越え、たこの脅威、いかの恐怖に耐え抜くことができると証明するであろう。
たこは8本、いかは10本の足を一人で操る。されど人類も、大勢の中にあって、それでもひとつなのだと、息をし続ける限り、我々は希望をもち続ける。そう、たこたちに答えよう。
そしてスローガンはひとつ。
「くたばれたこ!!!」

 
 
※これまで当ブログが、いかに、いや如何にたこの脅威を訴えてきたかは
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/searchdiary?word=%2A%5B%A4%BF%A4%B3%5D
をご参照されたい。

■たこを一匹丸ごと入れる、因島の「水軍鍋」
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マッコウクジラvsダイオウイカも開戦!!(上野・科学博物館)
■たこといかと、その吸盤

など