どうも最近、ふたたびサイバラづいているな。彼女の仕事がいま増えているからか。
http://d.hatena.ne.jp/hibigen/20100717/p1
(紹介者はお医者さんである)
アルコール依存症の夫と暮らした経験のある西原さんと、アルコール依存症から立ち直った経験のある月乃さんの共著。100ページくらいのうすい本だ。西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: 単行本
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私は小児科医・・・(略)ここ数年、児童相談所や児童養護施設絡みの仕事をすることが多く・・・「お酒」が原因で壊れてしまった家族は、確かに存在する。
わたしはサイバラが、夫の依存症について語るのをテレビの「エチカなんとか」で見たけど、「ある種の人にとってはアルコールは、覚せい剤と同じ(ような中毒性)なんです。酒を飲むことが、覚せい剤のように次もほしくてたまらなくなる」と。
なるほど、そういうリスクや確率的な恐ろしさは、人間の体質に個体差がある以上あるだろうなぁと分かりやすさに感じ入ったのだが、「じゃあ体質や病気と、そうでないものの差や境界ってどこなんだろう・・・」みたいな別の話も考えることがあった。
ただこれは、あとで語るべき話だろう。とりあえず本の紹介まで。