INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

西原理恵子が、亡夫の依存症などにも触れた「おサケについてのまじめな話」を出版

どうも最近、ふたたびサイバラづいているな。彼女の仕事がいま増えているからか。
http://d.hatena.ne.jp/hibigen/20100717/p1
(紹介者はお医者さんである)

アルコール依存症の夫と暮らした経験のある西原さんと、アルコール依存症から立ち直った経験のある月乃さんの共著。100ページくらいのうすい本だ。

私は小児科医・・・(略)ここ数年、児童相談所児童養護施設絡みの仕事をすることが多く・・・「お酒」が原因で壊れてしまった家族は、確かに存在する。

アルコール依存症は、病気である。成人男性の50人に1人。少なくはない。そして、10年生存率は50%。死に至る病・・・

わたしはサイバラが、夫の依存症について語るのをテレビの「エチカなんとか」で見たけど、「ある種の人にとってはアルコールは、覚せい剤と同じ(ような中毒性)なんです。酒を飲むことが、覚せい剤のように次もほしくてたまらなくなる」と。
なるほど、そういうリスクや確率的な恐ろしさは、人間の体質に個体差がある以上あるだろうなぁと分かりやすさに感じ入ったのだが、「じゃあ体質や病気と、そうでないものの差や境界ってどこなんだろう・・・」みたいな別の話も考えることがあった。
ただこれは、あとで語るべき話だろう。とりあえず本の紹介まで。