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- 作者: 古谷三敏
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/06/30
- メディア: 単行本
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あ、短編漫画&イラスト&エッセイ集だそうだ
少年漫画の巨匠・手塚治虫の漫画制作の現場を1話8Pのショートで描く。作品では、『BARレモンハート』等で人気の漫画家・古谷三敏が手塚のアシスタントとして過ごした3年程の間に起きた出来事が描かれています。巷に伝わる伝説的エピソードの真偽や、誰にも知られていない話や、手塚のプライベートが赤裸々に描かれます。書き下ろしを含め10話になります。更に、漫画では描ききれなかったエピソードをイラスト&エッセイ形式で掲載します。
「ダメおやじ」のあと(というか途中から)「薀蓄漫画」というジャンルで大活躍し、その後傑作「寄席芸人伝」のあと、息のながーい、実用的な知識も得られる「レモンハート」を描いている古谷氏だが、手塚のアシスタント経験がある直弟子とはしらなんだ。(たしか赤塚氏のスタッフでもあったと思うけど)
これは読んでみたい。なんだかんだといっても紙の上に「想像力の無法地帯」を作る造物主としての誇りを持っていた手塚は、ウェルメイドで温かく、こじんまりとして「ためにもなる」世界を、これも相当な努力と研鑽の上に作り上げた弟子をどう思っていたのかな。