http://gbring.com/sokuho/news/2010_06/0617_dream.htm
▼DREAMライトヘビー級ワンマッチ
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/ ショータイム) VS 水野竜也(U-FILE CAMP.com)
▼DREAMライト級ワンマッチ
菊野克紀(ALLIANCE/ 第5代DEEPライト級王者) VS J.Z. カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム/HERO’S2006・2007ミドル級王者)
発表が 2試合だけなの 男だね (五七五)。
カルバンvs菊野克紀、噂はずっとされましたけど、やってきました。
当ブログは菊野をやや過保護気味で、こりゃあ厳しいやと思うけど、何しろ今の番付が「青木、川尻に次ぐ第三の男」なんだからその”家賃”を払わなきゃいけない。この試合は必然だし、第三の男としては第一、第二と同じく・・・勝ちを奪わなきゃいけないでしょうな。
しかしそんな折だが相手のカルバン。
この2連敗は何故だったのでしょう。確かに青木真也も川尻達也も強豪だから、勝つも負けるも時の運、で終わる話かもしれない。
次回、15で大爆発するかもしれない。
だがその一方で…、
「お前らは本当のやつを知らないよ。やつはなぁ、…ひざをやっちまう前は本当にいい選手だったんだぜ」
この言葉を、プロスポーツを見ていたファンたちの何人が口にしただろう。
後楽園ホール近くの居酒屋で。
甲子園球場そばの串カツ屋で。
両国国技館から歩いてすぐのちゃんこ屋で。
あるいはワールドカップたけなわのケープタウンで。
ことほど左様に「その将来を嘱望されたが、膝の手術後は不振が続いた」の一行をもって記録されるにとどまった、黄金の可能性を持った選手の数は多い。
カルバンも、何度も膝の手術をした。
だが、そういう怪我の克服を含めてスポーツ選手は評価されるしかない。
菊野克紀も、1年を棒にふるような足の怪我をしたことがある。
カルバンことカバウカンチ、今回がまさにサバイバルの戦いである。三日月を、ブラジルの灼熱の太陽が消し去ることはあるか。