「試合勘」というものがどれぐらいで失われ、どれぐらいすると戻るのか、それはファンだとわからない。TK高阪剛なんかが「どんなに練習の虫でも、ハードなトレーニングをしても、試合じゃなきゃわからないものがあるんです」と力説するし、石井慧も柔道時代から定評のある練習量をこなしても、なお実戦経験ゼロを埋め合わせるにいたらなかった部分がある。
それはたぶん「さずがに練習で、まじに100%、120%で殴りに来る人はいない」という部分(寝技はまた違う)だろう。実は後から、ジョシュの米国でのトレーニング・パートナーだったことがわかったマイティ・モーだが、それでもフルスイングが掠めて?ジョシュの腰が落ちたり、タックルからのテイクダウンを防ぐなど、金的のアクシデントがあるまではむしろ押せ押せだった。
モーの今後
もっとも、K-1ファイターなのに蹴りのほうは手足の長いジョシュに主導権を握られたりとかあったけど、試合後のインタビューではジョシュが「自分が不調だったりブランクが影響したのではなく、モーはMMAでもかなり強いんです」との論法。まあジョシュのコンディションって腹回りで分かるんだが(笑)、やはり100%では無かったろう。
にしても、じゃあ、まあモーのMMA試合をもう一回みたいかな、と思ったりはする。そういえば日本でMMAで負けたシュルト戦も、(まあ相手も打撃系だけど)テイクダウンは防いだんだっけ。
彼のMMA公式試合は5試合、シュルトとジョシュに負けただけか。K-1ははっきり最近負けが込んでいる。チェ・ホンマンやマーク・ハントとのMMA戦でも見てみる?
ジョシュのほうは
まあいきなりアルロフスキーやアリスターとの試合でなくてよかった。あと一試合ぐらい挟んで、そっちへ流れていけばいいね。中尾KISS芳広のアピールと、そしてSRC-DREAMの関係は。
仲がいい同士の試合
桜井”マッハ”速人ブログ
http://ameblo.jp/sakurai-mach-hayato/entry-10488849403.html
よこで、戦った、ジョシュバーネットと
マイティーモーがじゃれあってた。わざと玉けったろ?
いや、わざとじゃない。
いや、わざとだ。
作戦だ。こんな話を互いにしていた。
死闘を繰り広げた両者の終わった後のじゃれあい。
MMAはスポーツなんだ。
と思った。
マッハらしい単純な文章なのに、名文だ。マッハなのに。
ま、そんなことで仲良しです。いくらジョシュでもYAOIはしらねーだろうから良かった良かった。
ただ、仲がいい人同士でもガチ試合はできる(つうか交友広いジョシュ、そんなんばっかやで)けど、それに関係なく練習やっていると、「あ、グラウンドになっちゃあもう絶対かなわねーや」とか余計な?情報がインプットされた上で戦うでしょ。
その場合、まだ腕は耐えられないほど極まってなくても、無気力を疑われるほど早めにタップするとかはありそう。そういう問題も、日ごろの練習相手同士の試合には出てくるか。