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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

【補足完全版】今は”二大ブッカー”時代。ブッカーK(川崎浩市)とシュウ・ヒラタ、よきライバル。(当人の意思はともかく)

※引用資料・リンクを充実させました。

まず前提に、両者のブログを紹介。

川崎浩市ブッカーK)】 ■Booker K の 格闘技 つっこみ と ぼけ
http://ameblo.jp/booker-k/
シュウ・ヒラタ】 ■THE SLEEP TALKER - シュウの寝言
http://ameblo.jp/shu1968/

王道代理人ブッカーK

さて、次のDREAM.12でうーむいいカードだ・・・と静かに楽しみなのは、ゼルグ”弁慶”ガルシックvsメルヴィン・マヌーフ。一度、ゼルグは体調不良でDREAM参戦が流れたことがあるが、ぶじ復活した。
このゼルグの代理人は、川崎浩市さんであるらしい。
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10362504539.html

・・・私のマネージメントする ゼルグ“弁慶”ガレシック だが、やっと 次の試合が決まりました。
(略)
弁慶は トロージャンから抜けてしまいました。

弁慶と今後の事を話をし、マネージャーはこれまで通りトロージャンの代表のチャーリーと私でと言う事になりました。

トロージャンから弁慶は抜けてはしましたが、トロージャンには良い選手がまだ何人も居ます。

DREAM 76kg級チャンピオンのザウルスキーに2度KO,TKOで勝っている Che Mills ・・・・・・・・

なるほど、トロージャンとブッカーKのつながりが強く、またゼルグはチームから抜けつつマネージメントは継続したと。
どの選手が、どの代理人と契約してるかなんてのは雑誌にもないしリングアナもコールしないからな(笑)。少しずつ分かっていくのだ。


で、シロートがあらためてああ、そういうものかと思うのは、一人の代理人が需要、ニーズ、選手の希望に応じてDREAMにも戦極にも選手を派遣するんだなあ・・・ということ。いや当たり前だけどさ。以前から修斗パンクラス両方に派遣することだってあったわけだし。
ただ、川崎氏はニッカンバトル およびブログでPRIDE、ことに榊原信行氏のさまざまな問題を暴露している。前も書いたけどそのまま別冊宝島原田久仁信・画で漫画化してほしいぐらいスキャンダラスな裏話だ。

「DREAMはPRIDEの後継者」と自称しているし、こちらもそういうイメージはあるが、少なくともこういう批判で何かのビジネスがおかしくなるとかいうことは無いようだ。それはなかなか風通しがよくて、いいことである。
武器商人は、戦争中の両方の国に武器を売れれば2倍儲かるのだ。



笹原圭一さんはどう思っているんだろう。

・・・「よく言ってくれた!!実は私もバラの野郎についてはXXXXでXXXなやつだと思ってたんですよ!つうかアイツは結局XXXですからね、ぶっちゃけ言えば」
そうですか。(フィクション)


そして、彼の文章と語る「裏話」の面白さは、これを読むためだけに私が月額300円だかの「ニッカンバトル」サイトに入っていることだけで説明不要であろう。


さてシュウ・ヒラタ氏の台頭について

シュウ・ヒラタという名前は、私はバウレビ井田氏の協力者として「PRIDEアメリカ放送」の実態をレポートするという文章の中で名前を知って、ほう、面白いものを書く人がいるなぁ、と思ったのが最初の記憶でした。

その後、井田氏ともどもブッカーのお仕事もするようになって、井田氏は・・・今、どういうマネジメントをしているのか?そっちは存じ上げないがシュウ・ヒラタ氏はブログを開設し、その文章の面白さも相まって存在感を高めていった。

そしてkamiproとのタッグ結成がある。
現在発売中のkamiproでも4ページを使って、大きな活字で名前を打ってのインタビュー記事がある。
彼らは完全にシュウ・ヒラタプッシュで、さまざまなことを彼に聞き、語ってもらうという考えなのだろう。

彼らはそれを政治というより商売でやっているんで(褒め言葉です)、最初に登場した際の彼の話術・情報が記事=商品として価値があり、読者からの反響も高かったからこそ、彼を起用していると推測できる。


偶然かどうなのか、そのヒラタ氏がマネージメントして米国メジャー団体に送り込んだ?水垣偉弥選手のインタビューも今月号のkamiproには載っている。これだけで手腕の証明(?)なのだろうが、当事者、選手側である水垣所属ジム(STG八景)の渡辺会長がこう語っている。

シュウ・ヒラタさんにホントによくやっていただいているんですよ。朝日昇さんに紹介していただいた(※引用者駐:朝日ジムの選手・吉田善行をヒラタ氏がマネージメントしている)んですけど、シュウさんにお願いして大正解でしたね。向こうに行ってからのフォローもすべてやっていただいたんて、向こうの判定基準なんかのアドバイスもあったりしてホントに助かっています

と当事者が言っているんだから、優秀でないとする理由もあるまい。
うわさのスポンサー集めですが、水垣に関してはミゲーレとの死闘、ジェフ・カラン撃破という当人の実績が一番ですけど、
・10社ぐらいがスポンサーについた
・ファイトマネーの基本給(勝利者賞除く)よりスポンサー収入のほうが多い

というぐらいだ。
同じくミゲーレと対峙し、ダナ・ホワイトが2008年のベストバウトに挙げた試合をやってのけた前田吉朗はスポンサーとかの営業をできず、大赤字で帰ってきたそうだしね。
そして、新たに吉田善行選手のスポンサーを獲得!!どうだこの辣腕ぶり!!平成の新間寿!!
http://ameblo.jp/shu1968/entry-10363306882.html

アフリクション
今度のUFC 104に出場するZENKOこと吉田善行選手 スポンサード契約を結ぶことになりましたぁ

三試合契約ですべての条件にも合意に達したのでここで公にさせて頂きます!

という訳、今後は、UFCの試合で吉田選手の着るTシャツは全部アフリクションとなります!!

そういえば、シュウ・ヒラタは「岡見勇信選手は実績的にも、もっとスポンサーがついて当然のはずなのに付いていませんね」と、現在の岡見勇信代理人であるブッカーKへの批判(当方推定)をしていた。


川崎氏のヒラタ氏批判

ブッカーKのほうも、シュウ・ヒラタ氏を強く批判している。何度も何度も。これは推定とかじゃなく、明確に名指しで。
興味のある向きは実際に同氏ブログの過去エントリを参照されたい。
そもそも「比べられること自体が、気分悪いわ!」と過去に書いているし(笑)

【補遺】
今、検索機能などで見つかる範囲で一覧を作ってみました。

◆最新号のKamiproシュウ・ヒラタの低レベルなインタビューにがっかり、いい加減なフッカーです
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10287682785.html
「・・・どこかのサイトで なんか、 比較されていた所もあったようだが、大心外である。」(※すいません、たぶんウチです)


◆昨日のブログの件について !!
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10288286713.html#main
「・・・事実あった事を2点だけ まずは 書きます・・・」


◆Kmipro に突っ込み No. ?
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10336510962.html
「気分が悪くなるなあ〜〜〜 いい加減野郎なインタビュー・・・」


◆CHUTE BOXE sprits !! 見たか! ぼけヒラタ!!!
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10350542611.html
「・・・以前、Chris Cyborg の ストライクフォースでの試合の時に ガタガタ抜かしていたボケ〜がいましたが・・・」


M-1: BREAKTHROUGH 中村大介 完封勝利
http://ameblo.jp/booker-k/entry-10331521197.html
「・・・オバカなお前平田だろうってスポーツエージェントがマネージメントしていたならイチイチ、文句をつけて煩わしい事に・・・」

スポンサー取得活動についても、こう彼は自分のスタンスを語っている。

最近、外人の ○○ マネージメント カンパニーだけど、スポンサーどう? 等と メールが届く事が
有りますが、 連絡 有難う。 でも 結構です と 断っています。 
私たちはこう言う彼らの事を、 PIZZA DELIVERY と 呼んでいます。 ただの運び屋さんです。
直接 連絡すれば 済む話ですから。 選手によっては 日本でお世話になっているスポンサーの絡みも有ります


ただ、ライバル認定というのは当事者ではなく周囲がやるものでありまして。
今、活躍ぶり・・・というよりそれを言語、文章にする能力において、格闘技選手代理人の中では二人がぬきんでており、しかも好対照でもあり、共通点もある・・・少なくともおカネを出して本やサイトでかれらの文章を買っているわたしは、そう認定している。


実は静かに、表に出ず、名前もマスコミには浮上せず、語るべき言葉も持たず、淡々と手数料を稼ぐ人間こそ本当の代理人の勝者なのだ・・・というのも一方の事実かもしれないが、そんなやつらは、少なくとも我々にとってはどうでもいいのである。だからこそ、この二人が「二大ブッカー」なのだ。


ジャイアント馬場だって「おれはアントニオ猪木をライバルだと思ったことはないよ」と苦々しく語っているのに、梶原一騎らが「互角のライバル」と認定してしまった。梶原が「馬場・猪木」をそうライバルとして扱った「プロレススーパースター列伝」をもじって言おう。



なつかしのKH砲、(※いつ組んだんだよ)
あの強かったKH砲は二度と帰ってこない!
ブッカーKがいるからシュウがある!
シュウがいるからブッカーKがある!
この若き日を忘れなければ、
まだまだ、フアンを、ハッピーにしてくれるはず!!