というわけで、相手は日本の格闘技界と縁もゆかりもないが「UFC連続一本勝ち」という、否応無く視線を集める快進撃を見せていたデミアン・マイアです。「今、もっとも柔術を総合に生かしている」というような評価も柔術界の重鎮たちから受けていたはずです。それが、ひそかに評価は高いとはいえこの前はアンデウソン・シウバとの差を見せ付けられたネイサンである。分が悪いだろうとは正直思っていた。
だが、結果はご存知のとおりのワンパンチKOでした。
あんまり鮮やか過ぎるこういうKOだと、例のレイ・マーサー(あっうまい)じゃないが単なる出会い頭の偶然なんじゃないの?という部分も無くはないのだが、それにしたって殊勲は大殊勲。
メインでリングスKOK王者(兼PRIDE王者)ノゲイラと、パンクラス王者ネイサンが一緒にいい試合を見せたことも嬉しい限りです
まあ、そのネイサンを畳んだアンデウソンは修斗王者なのだが(笑)、これで再びアンデウソンに挑戦する機運も出てくるでしょう。しかし、ここに秋山成勲も岡見勇信も同じ階級でいるというのは、大変だねえと苦笑するしかない。
まだまだ復帰は先なのでしょうが、ネイサンvs秋山も見たいところだ。
ただ、パンクラスといってもこやつはグラバカ寄りで(笑)、彼らと一緒に練習(および合コン)をしておりました。
そんな若きネイサンを見守っていた菊田早苗の日記。
http://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/52009197.html
・・・昔聞いた話を思い出すと、普通のどこにでもいる少年が強さに興味を持ち、海外の田舎町によくありがちな怪しい武道場に入った、とそんな感じだった。
どちらかと言うと、プロを目指すというより・・・