近藤有己が再び試合に復帰したが
「山本KID郁徳の轍を踏まない、慎重な韓国選手の選定が功を奏した」
というべきでしょうか(笑)
韓国選手のレベルはつとにアップし、適当に呼ぶと以前のかませ犬というイメージを一掃するような強敵が突然登場するが、それでも慎重に探せば、ほらいる。
打撃の実践化がこのとき近くにいましたので聞きました
Q「わたしは打撃の技術にまったくのシロウトですが、どんな感じなんですか?」
A「近藤選手のミドルのあと、ダメージが大きいですから総合の人だと組み付きにいってとりあえず回復を待ちますね。でもそういう動きをしないから、基は打撃系で本当の総合の技術が染み付いていないんじゃないかな」
とのこと
真騎士、ベルト持参で戦極凱旋か?
パウンドでなくスタンドの打撃にこだわる戦い方をし、ばねを生かして遠くの間合いからいきなり飛び込んでラッシュ、という形で相手のリズムを狂わせていく感じでした。
スタミナ切れも心配されましたが、インターバルで椅子は不要と立ち続けるほど。
さて、いわゆるS4(やな呼び名だ)の戦いの中に入っていけるかどうか。
坂口道場旋風、パンクラス系不調
今回、坂口道場「一族」は2勝1分けだったか?うちネオブラ優勝1、TKO1。
チームZSTも何気に健闘していた。
対してパンクラスはP’sも稲垣組もIsmも・・・ネオブラは2組が決勝進出も優勝できないわ、アライケンジ、大石幸史は勝ったけど判定だわ(この二つは判定でも勝てばたいしたもんだ、という評価がありえるかもしれない)、極めつけは上の坂口道場の「1分け」って、今後屋台骨を背負うべき鳥生将大が、元パンクラスの窪田コーセイと引き分けたってシロモノだぜ。
それでいいか、どうか。よくないと思いますよ。
しかしこの若さとキャリアで、レコードがすごいことになっているなあ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E7%94%9F%E5%B0%86%E5%A4%A7
今回を入れて、はや5ドロー。パンクラスIsmじゃなくてパンクラスIZURU(=竹内出みたい)とはよく言った。言ってるの俺だけだけど。
その竹内出が今回は思わぬピンチ
もう彼が判定勝ちするのは規定路線というか、日常の風景なので自分は「15分後に判定で手を上げている竹内」を無意識のうちに予測しつつ見ていたのですが、本当に驚くほど窮地に追い込まれました。
2ラウンド終盤に勢いを盛り返して、ああいつもの光景か、と思ったら3Rにもう一度挑戦者が勢いを奪い返した。こんなの見たことない。
結果はドローだが、桜庭和志ジムの挑戦者が大いに名を上げる結果となりました。そう言いながら名前よく覚えてないけど。記憶で書くと佐藤豪則?
同階級で暫定王者の近藤は近いうちに竹内と戦わなければいけないはずだが、そこで勝つにせよ負けるにせよ、その後か前にこの佐藤とやったら勢いに飲み込まれてもぜんぜんおかしくない、と思いました。
廣戸総一レフェリー引退
旗揚げからいた超有名レフェリー、トレーナーが去っていく。リングアナもコミッショナーも創世記の人がいなくなりさびしくなるねぇ。
この人は興奮してリングに上がってきた部外者を膝蹴りでリングからたたき出し、別名「無差別ランキング11位」といわれていたことは有名。
あと、大試合前にパンクラスの選手に整体をほどこし、相手の関節に耐えやすくなるように関節の稼動域を広げていたというのも有名な話で、そういう点でも貴重な「戦力」でした。
今回の大会、スカイA放送なし。サムライTVのみ?
らしいです。少なくとも会場では「この大会はサムライで放送されます」とのみアナウンスされ、スカイAには触れてませんでした。
でも、会場にはスカイAの旗が飾られてはいましたよ。
あ、旗といえば団体にお願いしたいのだが、少なくとも真騎士が出場するときは、ベネズエラ国旗も飾ったほうがよくないっすか?(今回はなかった。彼が日本人枠の扱いを望んでいるのかもしれないが)
大会自体は
長時間(5時間半)ながら楽しめました。
ただ今回は当方の日程がゆったりだから楽しめたので、そうでなかったらどうかはわからない。2Rの試合を増やしたりとかの工夫はあったが。