今週の同作品は実際に真剣の扱い方を学び、巻き藁を切り落とすといった回で、なかなか興味深い薀蓄もたくさんある
(刃を下にして腰に差すのは鎌倉時代などで、これを「太刀」という。江戸時代ぐらいになって抜きやすさ重視で刃を上にして差すようになり、刀の構造も変わった。これは「太刀」とは呼ばないという)
んで、今回そういうテーマになった理由は「マガジン誌上で、本格的な剣術・刀術・武器術をテーマにした漫画が始まり、連載直後から早くも人気が沸騰」したからなんだって。
ふむ、たしかに技術論的な薀蓄をこめて「武器格闘術」を語るような漫画はあまりまだない。そこに焦点を当てた作品があるなら格闘技的にも興味が出てくる、個人的には。
しかし、この作品名忘れた(笑)。
言い訳すると、もともと漫画雑誌というのは掲載全作品を読んでいるという読者のほうが珍しい。
西本英雄の巻末ルポ漫画は、そういう読者に対して「いまこの雑誌ではこんなのをやってますよ。読み逃してませんか?」と注意を喚起する効能があり、なにげに同誌のヒット企画だ。かなり長く続いている理由もわかる。