INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

パトレイバー論・延長戦

もう一昔前の作品の話なので反響は期待していなかったのですが、当ブログでも歴代上位の17ブックマークを頂き、コメントも多数寄せられました。

これを検索などの便宜もあり、エントリ化して再度論じます。
午後に、それぞれにコメントしたいと思います。

id:fullkichi1964 2008/08/04 06:43 80年代半ばの大学時代をSF研という魔界で過ごした人間から言わせてもらえば(笑)、「あ〜る」は「光画部」ではありながらその頃のSFサークルの雰囲気をもっとも活写した作品でしたからね。星雲賞受賞もむべなるかなですよ。オタクが今のように認知されてたら、そのまんま「げんしけん」になってたと思います(笑)。


まちがいなくその系譜というのはありますでしょうな。文化系サークル的な集団をひとつの「奇人の梁山泊ユートピア」として描くという系譜は「あ〜る」「げんしけん」そして、周辺情報を集めた限りでは「涼みやハルヒ」とつながっていくんじゃないか…というような仮説は立てているのですが、いかんせん最後の「ハルヒ」は漫画喫茶で漫画化された1、2巻を斜め読みしただけなので。図書館ですごいですよ。ここ一年、思いつくときに検索するとずっと貸し出し中だ。

id:pon-taro 2008/08/04 12:59 「あ〜る」と「パトレイバー」が課題図書になってないなんて、そんなバカな。
自分は記憶の彼方のTV版がいちばんだと思ってるんですが、これは、よりによって小4、5くらいの時期に毎週走って帰ってTVにかじりついてた、そのありし日の熱狂ゆえかもしれません。今、手元にあるのはマンガ版だけなんですけど。

ロボットとしての「パトレイバー」のデザインに、企画自体へは後乗りだった押井さんが「ロボットってのはこういうもんじゃねぇ」とケチをつけて、今でいうタチコマみたいなデザインを提出してきたのを、みんなで猛反対してやめさせた、っていうエピソードが好きです(笑)。ていうか、パトレイバーは制作前段階の話もかなり面白いですよね。

制作前段階の話を、一種のネタとして作り手も披露したい、消費者も知りたいという層向けの作品でもあったのでしょうね。あとは一種の「好きで集まってたファンあがり?集団が、各分野の第一人者としてのそれぞれの個性を生かし、自由な発想をもとにヒット作を生んだよ」というのが一種のサクセスストーリーだったのでしょう。バブル期と重ね合わせて評するのも良し悪しでしょうけど、そのへんから経済の分析もしないとね。そういえば「東北新社」が制作に関わってたっけ。


くま@くまページ 2008/08/04 19:55 「パトレイバー」懐かしいですねw
ちなみに私は映画第三作「廃棄物13号」のスタッフでしたが
あれも制作状況はかなりズンドコで、
最後のお尻を拭いたのは思い出ですw

その話を8月30日に、可能なら伺いましょう(どういう意味かは後日)。
その第三作も、間もなくファミリー劇場で放送されるはずですよたしか。
【補遺】8月9日放送でした
http://www.fami-geki.com/special/index.html


id:eg_2 2008/08/04 22:40
(一部略)

>普通に地上波TVで見ていたアニメーションってこれが最後だったかもしれない。
鉄腕バーディー DECODE」が”大好評放送中”じゃないですか(笑)。現役復帰とか。
http://www.birdy-tv.com/index.html

あー、もう始まっているのか。
SF漫画残党軍首領として、頑張って高評価を受けてほしいものだけど、ゆうきまさみのいいところも出ているけどそれ以上に悪いところが出ている部分もある(ストーリーが進展しない、若者たちの欠点が魅力に転化されたりフォローがなく、結果的に生なましくて共感を呼ばない)からなあ。今時分の作品だと13話とかそんな感じでしょ。大胆にアレンジしてまとめてもらいたいもんですね。

わむ 2008/08/04 23:22 「出来がいいのは漫画版、好きなのはTV&OVA二期」な俺がきましたよ(挨拶)。
パトレイバーガレージキットの一般化に大きく貢献したり、後発作品やクリエイターに大きな影響を与えた割に商業的大成功だったとは言い切れないあたりが不思議。あと、「主役ロボットが登場しない回がある」という時点で「正当派な作り」とはいえない気がします(笑)。

漫画家論としては中盤〜後半における筆致が冴え渡っていて(たぶん生涯最高じゃないでしょうか)、しかも最終エピソードの熊耳さんに至っては「ノーブラ時のバストトップを下げている」というから驚きでございます(笑)。個人的には、「さらに一回りしちゃった作者が今でも内海を殺すのかどうか」ということと、島本和彦さんとゆうきまさみさんがお互いをどう思っていらっしゃるのかを伺ってみたいです。

「筆致」ってのは絵の話ですかね?自分は絵の凄さ、技術評価に関してはフシアナですが、「メガネの度で顔の輪郭がずれているのを描いたのは彼が最初だ」という指摘は聞いたことがある。

島本和彦さんとゆうきまさみさん
ああ、、おもしろい議題設定だ。ゆうきもある意味、命名すれば「アオイホノオ」世代か!!浅羽通明大月隆寛とも同世代か?
あと、これはかつて某と某を称して言われた「リトルメジャー」「ビッグマイナー」ともつながるか。

そのリトルメジャー某は某夜話で「ゆうきは島本和彦やXXXX(忘れた)みたいな、マイナー雑誌の看板として表紙を飾るようなところに落ち着くかと思ったけど、違ったなあ」とか言ってましたが(笑)


kit 2008/08/05 01:03 おじゃまします。
パトレイバーは、劇場版第一作を劇場で見て、相当衝撃を受けました。
ただ「パトレイバー」の企画自体は、主人公・野明は「ドミニオン」のヒロイン、太田は「こち亀」、後藤は「殺人狂時代」の仲代達矢等々、あまりにそのまんまなので、いいのかなあ、という気もしていました。
堂々と「剽窃」を謳った「エヴァ」に7年先行していたわけですから、これも時代の先取りだったんでしょうか?
パトレイバーのほうは、無邪気にパクッている印象が強いですが)。

ふーむ、そのへんの元、イタダキはどう位置づけられるのかはその先行作品と比べてもっと掘り下げる必要があるかも。私は伊藤氏が全体のノリを「ポリス・アカデミーでやろう!」と思いついたという話は聞いてました(笑)

あと、せっかくだからひとつ飛び道具的な話題

いま、このキーワードを書くと来訪者多いんだが(笑)

『「ゼロ年代の想像力」(宇野常寛)的には、「機動警察パトレイバーゆうきまさみ版」はいち早く時代を先取りした「決断主義」だったのではないか?』
と。

一部の好事家向けのお題です(笑)