アレキサンダーという選手の大ファンです、どの選手よりも大好きです…という人はあんまり見ない。
人気があるんだか、どうなのか。
また、負けるときはしょうもない感じで負けるんだが、勝つときはけっこう簡単に勝つ。
そういえば不思議な選手だな。
いやー、わたくしごとですが、2006年にPRIDE無差別GPの1回戦で、ジョシュ・バーネットがこの選手とやると決まったときは心底恐れたもんですよ。商品価値はあんまり無いくせに破壊力はある。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060408#p1
…北斗の拳と兄弟愛といえば、ラオウとトキが有名だけど、おれはジャッカルとデビルリバースのほうが印象に残ってる。ぜひ今回、エメリヤーネンコ・アレキサンダーに「アニキー〜、いてえよいてえよ!」と泣きわめかせてほしい。
ヒョードルのほうは「兄よりすぐれた弟など存在しねえ!!」
なんか記憶が混線してるよ。
・・・・・・・・・・といいつつも、いちばん嫌な相手が来たなあ。地味で、人気と知名度が無くて、でも実力はあって、ジョシュに負けない(上回る)体格。ほんとにこやつがK-1に引き抜かれた、とかいう噂を聞いて喜んでいたのだが。
結局、この試合はアレキサンダーの「唯一の名勝負」といっていいものになったと思う。一進一退の攻防という意味でね。相手の快勝ぶりを名勝負と言っていいならミルコ戦、ファブリシオ戦も名勝負だが。
このアレキサンダー、ヒョードルにいちゃんと喧嘩したという話もあった。
アレキが最初に離れたのか、ヒョードルが「弟はマジメに練習しない、もう見捨てた」と最初にいったんだか。これも何か記憶があいまいです(このカウントダウン、こればっか)。今回、一緒のリングにたつのも仲直りしたんだっけか、それともそれぞれが一人のフリー・プロフェッショナルとして個別にスカウトされたんだっけか。
まあまだだったんならこの機会に仲直りしなさい。
ちなみに相手のポール・ブエンテロに関しては、こちらに一言も書く能力がない。
ところで、ついでの話なんだが、「お兄さんは真の大物で心技体兼ね備えたラスボスだが、その弟に少々オツムが足りず、怪力だけがとりえのデカブツがいる。単純で強暴だけど善良、従順なところもあり、お兄さんがコントロールしている」…という一類型がなんかこう、頭の中にあるんだけど具体的な例が出せない。
何が元祖なんだろう?というか存在しているのか?・・・・一人称は「お、おで(俺)」。
これじゃないしなあ