NHBニュースのリンクがひとつずれてるか。
上にも格闘技関連エントリがアリ
今回そのK-1には極真王者が参戦、「空手復権なるか?」もテレビ的に重要なテーマだ。
実際のところシュルト、LYOTO、GSPなど、単に出身というだけでなく空手の技術がはっきり見えるファイターで結果を残している選手もそれなりに出てきた。
そんなところで、まだまだ幻想たっぷりの芦原話を(笑)。今、喧嘩十段最後の遺伝子・小林由佳も活躍しておりますが。
前の酒席で、芦原氏にも面識があった人の話。
もちろんだいぶ伝説がまじっていると思うのでそのつもりで。
芦原氏が、所属していたある流派を離脱し、自前の道場を立ち上げたころ。
旧流派の支部長で、血気盛んなとある人(G氏としておく)が、旧流派の総帥に直訴した。
(本当はこれ、声色入りの仕方話というか、実際に聞かないと面白さがつたわらんのだが)
「押忍、総帥。わし、芦原の野郎だけはどうしても許せんのですわ。
いろいろ考えたんですが、わしがカタをつけて来たいのですがどうでしょうか、押忍」
「キミィ、何を言うんだね」と当然総帥も一喝したのだが、その後が少々誤解を招いた。
「彼をどうしろとかこうしろなんて、私の口から言えるわけないだろう、君ィ」
「押忍、失礼しました」
でその場は終わったのだが、何がどうなったのか、その支部長はGoサインが出たと認識(笑)
四国へ赴き、芦原氏を「かつての後輩」という立場でおびき寄せようとした。
- 作者: 芦原英典,小島一志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
- クリック: 36回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
あれは僕が小学1年生か2年生かの頃です。だから芦原会館ができて3年目くらいですが、仮に相手をG氏としておきます。G氏は昔からの父の後輩でした。添野先生の大学時代の後輩とも聞いています。突然、夜中に電話があったんです。最初に電話に出たのは母でした。G氏はすでに松山にいるというんです。
それで父が電話を代わりました。相手はずいぶん父を探したといったようで、父は笑いながら「おまえバカか?どこを探したんだよ。芦原はずっと松山駅から3分の芦原会館におるけん」なんて言い返して、こう聞いたんです。「ところでG、オマエどうやって松山まで来たんだよ?飛行機か、それとも電車か?」
G氏は「電車で来た」と答えたようです。すると、父の顔が変わりました。父の質問には実は深い意味があったんです。普通ならば飛行機でくる。それなのに、わざわざ電車で来たということは拳銃や刀を持ってきているに違いないと父は即座に判断した。
このあとの話は書籍と、私が直接話を聞いた人では多少違っていて、話の方が(ライブであることもあり)、たいそう面白い。
とりあえず、「それが本当なら、喧嘩十段どころか十一段だ」とだけ言っておく(笑)
ただ、ここでは書けないのであしからず(笑)