http://gbring.com/sokuho/news/2008_01/0123_yarennoka_02.htm
…聞いたところによると『やれんのか!』実行委員会の人たちにも言わないで他の団体のイベントに出る、これは選手のモラルとして非常に遺憾に思います。
僕個人は非常にモラルに反することだと思うし、僕個人としてはそういう選手に関しては今後も含めて断固たる態度をとっていきたいと思います。
もちろん三崎選手と秋山選手の再戦は僕は約束してることだと思うし、実現させるのはそうだと思うんですけども、選手個人が自分の気持ちで動くというのは団体同士が対立しているんだったらこれはしょうがないことだと思うんですが、いくらでもプロモーター同士の話し合いが出来ると思いますし、他の団体に出ちゃいけないってことも思いませんけど、それが格闘技界の中で一番もめる要素になる。
(中略、このエントリの小見出し部分に移動)
だから今回のことで、ノーコンテスト云々よりもそのことに遺憾だなというのが一番言いたかったことです。
ノーコンテストより、こっちのほうが一番言いたいってちょっといかがなものか。
それに加えて、これはkamiproのスクープというべきだと思うが
http://sadironman.seesaa.net/article/80114580.html
「『戦極』に『やれんのか!』のスタッフが協力するという話、笹原圭一氏も佐藤大輔氏も「聞いてません」」
この二人が聞いていなかったら、だれが聞いてるんだよ(笑)。加藤浩之さんの中の人などいないっ。
リンク先には二人のインタビューの抜粋があるので、その文章&元ネタの
Kamipro no.119―紙のプロレス (エンターブレインムック)
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しかしね、なんでこんなに、それもたぶん必要でもない揉め事、ズンドコを起こすの。
だって今回の戦極興行は「日本格闘技の継承者」を公式サイトでもうたっているし、白さも白しピュア・ホワイトな運営を目指しているんだろ?
というか、一応WVRの人々は生き馬の目を抜くビジネス界で大成功をものした人ばかりの筈でしょ。なんでその手腕が生かされないんだ。こんな運営で、本業のほうは大丈夫なのか。
まあ、bodogのカルビン・エアーは言うに及ばず、LEGENDの川村会長など、本業の手腕を期待できるはずなのに「ズンドコですっ!」という興行を行った人も枚挙にいとまはないからな。エンターテインメント業界全体で言えば、ハリウッドの地面の下はそういう人たちの死体で埋め尽くされている。
小林信彦が、当時の日本には珍しかったスマートなコンゲーム小説を書いた時、敵役(つまり騙すカモ)の側のラスボスに対しこういう設定をした。
この男は非常に用心深く、頭が切れて疑い深いので、ちょっとやそっとじゃ騙せない。
だが、本業以外の映画・・・・エンターテインメントの世界に外側からずっと憧れと尊敬を持ち続けていた。ここになら、付け込む隙があるかもしれない
けっこうリアリティのある設定だったのかな。
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K-1は過去、他団体選手の参戦に際し筋をちゃんと通していた?
僕らが修斗のチャンピオンを使う時は修斗にもお話をさせてもらっているし、リングスのチャンピオンを使う時もリングスの方に話をさせてもらっているし、ZSTとか慧舟会とかパンクラスもそうですけども、そういうことをやりながらもめないような中で格闘技界を盛り上げていくことが非常に重要だと思います。
谷川さん、堂々と誇っているけど、たしか以前、「修斗選手はPRIDEに友好的に上がっているが、HERO'SやK-1MAXに関してはそうではなかったので、修斗とK-1の関係は微妙になっている」という情報を聞いたことがあるのだが…。そのころはまだ「団体対立時代」だからしょうがなかった、という見解かな。