高島学コラム。
http://www.fnlweb.com/column/2008/01/post_22.php
大晦日、新しい年を迎える20分ほど前に、
偶然、KIDと品川駅で顔を合わすことができた。
KIDは「最後の蹴りは覚えてないんです」、
「パンチが効いたんじゃなくて、目に入って、ずっとハニが二重に見えていて、
もう夢中になっていた」と話してくれた。『でも、反則負けになったかもしれない』という自分の言葉にも、
「そうですね、気をつけないと」とKIDは言った。
高島氏の見解。この部分は自分も気になっていた。
「KIDの蹴りが問題にならなかった――、ならレフェリーの処置には問題が残るはずだ。 」
「自分のなかでは、KIDの試合は、一旦ストップをかけ、スタンドからやり直す。そして、彼には試合中にイエローが提示されるべきだった。 」
もし、一方のファイターが四点ポジションにあり、
その対戦相手が放った蹴りが、顔面に飛んでくると認識できた場合、自分は反則勝ちになるから、顔を守らないでそのまま蹴りを顔面に受けるなんて到底できない。
絶対に顔を守ろうと、間に合わないと知っていても、
顔を守ろうと手で覆うよう努力するだろうし、背中をむけようとするに違いない。で、両足以外がついていないから、この蹴り技が有効というなら、
これはもう格闘技は、暴力と捉えられても致し方ないだろう。
これは修斗で以前出された見解と基本的に同じですね。
また高島氏は「三崎が勝利を決定づけた秋山の顔面へのキック」と、「顔面にはヒットしてないのでは」という説を採っていないようです。