読むほうは大変な同時発売。これでも今回はkamiproを早売りでこなせたからまだ良かった。
注目なのはファイライことFIGHT&LIFE(なかなかこの略称が定着しねえ)では
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/51230230.html
●[徹底解剖]K-1 WORLD MAX 2007
魔裟斗VSブアカーオ「540秒の真実。」
不朽の金字塔「江夏の21球」以来、”丸ごと”名試合を誌上再現しようという試みはあった。どのように、だれが、どんな形で記事にしているかが目次ではわからんが・・・
そしてGONKAKU。
異様なまでに目をひくのが
http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/51229476.html
『週刊現代』担当者が告白。
「PRIDEを潰した罪悪感? それは正直、ありますよ」
担当者はだれだったのだろう?
この見出しだと、PRIDEのプの字も知らないような、そういう人ではないようだが。
その肉声というのは初めて聞くのでじつに興味深いが、その前座として、毀誉褒貶はともかくインパクトでは戦後の雑誌編集長列伝に間違いなく名を残すであろう現編集長・加藤晴之の言葉を紹介しておこう。
「PRIDEの問題というのは、ようは『格闘技界のイトマン事件』なんです。
裏世界の人間が、大きなビジネスに入ってきて金を儲けようとして、
テレビという表の世界がそれを利用した。だから取り上げるべきだと判断した」
(「論座」などから、要約)
PRIDEは加藤(専務)を以って興り、加藤(編集長)を以って滅ぶ====そう、後世の歴史家は記したという。(いわないいわない)
しつこく繰り返すが、バララッパは高らかに「週刊現代を民事・刑事の両方で訴えます!」と鳴り響いた。そこ、どうなってんのバラさん。かわいい娘の名誉を法廷で守ろうとは思わなかったのか。おれは実際のところ、加藤編集長体制の週刊現代をそう評価するつもりはないのだが、それでも貴方がキャンゆうてイモ引いた以上、週刊現代vsPRIDEは前者の勝利とジャッジせざるを得ないやんけ。
「広島の喧嘩ゆうたら、取るか、取られたのふたつしかあらせんので、
いっぺん後手 に回ったら死ぬまで先手は取れんのじゃけい。現にわしが
かっこうつけとったけ清は取られちょるんど。」
(「仁義なき戦い」シリーズより)
これ以上は編集長の話ではなく、この担当編集の言を読んでからにするべきでありますが「PRIDEのプの字も知らないような人じゃないらしい」という話で言えば、同じくスキャンダル追及で猪木”議員”のクビを結果的に飛ばした当時の週刊現代記者は超猪木信者だったな。
小さい紙プロの別冊「猪木とは何か?」に登場し、「猪木を介錯するのは俺以外にいない、という気持ちで追及した」と話していたのを覚えている。