「天下一茶道会」(という名前ではないが)が開幕。ある意味バトルものだ。
ふたつ思い出す先行漫画や本があって、ひとつは
「どんなものでもバトルものにしようと思えばできる。たとえば「睡眠勝負」でも」というパロディを書いた
サルまん 上―サルでも描けるまんが教室 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 相原コージ,竹熊健太郎
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サルまん 下 新装版―サルでも描けるまんが教室 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
- 作者: 相原コージ,竹熊健太郎
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あとひとつは、病気療養中の高島俊男氏が…何で書いたんだっけかな、
- 作者: 高島俊男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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俳句の句会のようすを書いた本を書評した
「なごやかなる修羅場」という一篇。
あれもどんどん句をつなげいく中で、実は熾烈な教養や風流、感受性を争う「バトル」が展開されているというのだ。
以前に
でクラウザーさんがラッパーとディス勝負をしたとき「しょせん歌詞やメロディの優劣なんて主観でしかないのに、勝負がつくのかなあ?」と疑問を呈して、それが結構つくものだというご教示をいただいたが、今回のへうげものは「わびさび」の優劣を競うわけで、似てないようで似ている。
本宮ひろ志やかわぐちかいじの作品も、微妙かつ、数字で勝敗がつくでもない
「どちらが男として大物か?」を競うバトル勝負であって、大きな目で見れば同じジャンルなんかも。