http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007022200790
2007/02/22-17:28 450キロの巨大イカ発見=世界最重量−南極海
【シドニー22日時事】ニュージーランド漁業省は22日、同国南方の南極海で、巨大イカが見つかったと発表した。イカの体長は約10メートル、重さは約450キロにもなり、これまで発見されたイカの中では世界最重量になるという・・・
古来、天の命が革まる(革命)ときには、その兆しとして霊獣が人間界に姿を見せるというが・・・・
このイカ、要はヘイスタック・カルホーンとマット・ガファリを合わせた重さだからあなどれない・・・・
・・・と書くときに、この体重で正しかったかどうか検索したら、関連した自分の文章が出てきたよ(笑)。
グリフォン-->○梶原流・マグガイア兄弟伝
99:04:14:03:52:50>マクガイア兄弟ってレスラーがいましたよね?
>プロレス百科みたいので見かけたと思うんです。
>で、凄く気になってるんです、どのくらい太ってたか・・・
>確かあわせて600キロとかって感じだったような・・・
>詳しいプロフィールをご存じの方がいましたら
マグガイア兄弟について、あの懐かしい梶原調ハッタリでまとめてみました。
当然、「事実」と「凄さ」では後者を何の迷いもなく選択しています。
(↑そういうのをプロフィルというのか、おい)舞台設定は梶原お得意の、怪しげな記者が主人公に彼らの伝説を説明するパターン。
「人間空母」ヘイスタック・カルホーン!!275kgの巨体を誇る怪物レスラーで
ある。当然アメリカ中に相手はおらず、いつも1対2のハンデキャップマッチを
行っていた。
1969年のある日、その彼がその日デビューした双子レスラーとのハンディキャップ
戦をプロモーターから頼まれた。新人相手のイージーな試合・・と二つ返事で引き
うけたカルホーンは、リング上で顔色を失うことになった!
なんと二人もカルホーンを軽く超える300㌔、合わせて600㌔!これぞ世界に例なき
巨漢コンビ、マグガイア兄弟の伝説の始まりだった!
サウスカロライナ生まれの兄ビリー、弟ベニーのこの二人、体重だけでなく
あらゆる面で規格外!
「ごく軽めの」朝食は卵12個にベーコン2㌔を使ったベーコンエッグ、サラダは
バケツ一杯、牛乳1ガロン(どんな単位だ?)をペロリ。来日の飛行機はチケット
6人分(ひとり3席)必要。巡業バスには当然乗れず、トラックの荷台が指定席!
団体用の大浴槽に2人仲良く入ったら、お湯が残り5センチしかなくなり、他の
レスラーがカゼをひいたというから想像もつかない。
記者「何しろあの、頑丈なロープも二人がもたれると切れたといいますからなあ」
主人公「ウ〜〜ン。・・・ま、まさに化け物!」
暑がりすぎて正月シリーズしか来日できず。歩くだけで息切れしするためバイクに
乗って花道を通るほどのスタミナのない二人だったが、体重を利用した圧殺殺法で
連戦連勝、まだ旗揚げ間もない新日本プロレスに来襲したときも実力者の山本小鉄、
星野勘太郎などをまさに子供あつかい・・・・。2対4どころか、6人がかりでも
かるくあしらわれたというから、後に名をなす藤波もキラーカン(当時小沢正志)
もチト役者不足だったようだ。
主人公「しかし、そんな奴に勝てるレスラーなぞいないでしょうなあ」
記者「いえ、それがいたんですよ・・・それもたった一人で、兄弟をまとめて
KOしたレスラーがね!」
主人公「ええっ!超巨漢の二人を一人で!??そんな馬鹿な!」
記者「そう、その男は日本人。名を、アントニオ・イノキといいます!」
(続かない)
そういえば少し前、フレッド・ブラッシーについて教えてという書き込みが
ありましたが、資料を集めている間に時機を逸してしまった(笑)。やっぱり
この時代の人は、「伝説」となっているから楽しいね。
(勿論私も、マグガイアやブラッシーの実際の試合を見ていない)
1999年からこういうバカな文章を書いていた自分に乾杯。