INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

2006ベストをいろいろ決めるか。まずは漫画ベストテン

思いつきでやっちゃうと違ってきたりするのだが。

【2006漫画ベストテン(プラスちょっと)】

「龍」村上もとか

15年の大河長編が完結。お疲れ様でした。終了時に感想を書いているので「龍」で(カギカッコごと)検索してください。

銀魂

これに絡めたハードボイルド論って書きたかったんだが持ち越しに成った。
予告的に一言で書くと「最大限の褒め言葉として『この漫画はけっこうベタ』と言いたい」ってことでしょうか。

げんしけん

マンガとしてオタクを自己分析、批評するというコンセプトは、自虐的ジョークの方向にいくらでも行けたのだろうが、そこを正統派ともいえる恋愛漫画にした。これはプラスマイナスあるし、個人的にはやや興味の方向から外れるのだが、最終的な決算としてはプラスかな、やっぱり。あと、高校とか中学とかの学校内政治(スクールポリティクス)をもう少し描いて欲しかった、というのも個人的な意見。 そういえば書きおろし付き最終巻って出てるのかな。

ヴィンランド・サガヒストリエ

休載が多いのでひとまとめの刑(笑)。「火薬無き時代の小規模集団戦争」を個人的興味で調べているので(格闘技ネタのひとつとして)その点では両作とも今年は良かった。

よつばと!

一つのエピソードとして全漫画のベストを選ぶなら断然「ダンボー登場」です。
あの温かく、こっけいで、愉快なエピソードは読後感も非常にさわやかで是非とも一読を薦めたい。
ちなみにはてなの「ダンボー」キーワードを作ったのは自分で、たぶん自分のブログにしか登場しないと思われたが結構いろんなところに登場している(笑)
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%c0%a5%f3%a5%dc%a1%bc


へうげもの

信長暗殺の新解釈が良かった。秀吉の陰謀によるもの、というのは結構前例があるけど、利休が美のために信長を排除する、という話と、何より秀吉が罪の呵責を紛らわすため、その罪を告白できる相手をそばに置く、という心のゆれがいいね。

「駅弁ひとり旅」&「築地魚河岸三代目

どちらも実用的な資料として、大変役に立ちました。駅弁実際に食うわけじゃないけど、例えばタコを炊き込んだご飯などは実際に作ってみましたよ。

団地ともお

結構考えさせられる、寓話的な話が良かった。


ひまわりっ 健一レジェンド」」

これは漫画のパロディネタと、無意識に傍若無人なおじさんネタの両面で楽しめるのが凄い。
感想を以前書いているので、 ひまわりっ  で検索ください

誰も寝てはならぬ」&「鉄子の旅

前者は「のほほん系」とでもいうべきものとしてはこれでしょうか。何がどうと説明しづらいが面白い。
後者は漫画以外への広がりを買う。