今の両さん、こち亀に関しては「あれをこち亀と呼べない」という思いもありつつも、ここまできたら、あるだけで価値がある、続くだけで拍手・・・という思いもある。
カムイ伝の中に「千本ばばあ」という妖怪、いや人間が出てきた。
江戸時代、百歳を超えると年貢を払う義務すらなくなり、また農民なのに武家や代官とため口がきける、ようはひとり治外法権になるそうだ。
こち亀が、そういう身分になっても、それはいいわな。
本当は「こち亀」を論じるにはもっと時間と分量が要るし、またわたし「銀魂」最近まとめて読んだばかりで、この奇妙な形でハードボイルドを少年漫画(?)向きに作れた作品についても話したいところだけどまた後日だ。
ただ、今週の「まゆげがつながる奇病『RYO−Ⅱ』」という話は、こち亀に敬意を表するにはなかなかに気が利いている。