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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

谷川貞治、ボブ・サップに大反論!さてその信頼性は?

ちなみに、昨日はサーバーの調子が悪く、読めても書き込めなかった。これは2回目だ。
だから(携帯で)「事情により 一時 更新停止の可能性あり」と書いたってだけなのに、携帯メールで「無事か?」とか聞いて来ないように(笑)。
今はご覧の通り復旧しました。


さて本題なり。



谷川氏、サップ声明文に対し見解発表「事実に反する」 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20060628-00000033-spnavi-spo.html

はじめに言っておくと、この谷川声明はおよそ具体性というものが全く無かった榊原信行氏の週刊現代に対する反論会見と比べると、論がとりあえず具体的で分かりやすいものではある。
ただし、その分、争点もはっきりしているので、ちょっとそのへんを明確にしておこう。

(1)サップの要求は「ほぼ合意した」契約の締結か、さらに上積みしたものか?
こーなると「言った言わない」になってくるんで、K-1もそれを狙っているんじゃないかと思う部分もあるけどね。


ただ「サップの要求を極限まで認める方向で延長契約書が整備され、後は署名のみを待つこととなった」ということになると、結局最終的に契約は成立していない、ということにならないか?それでもホースト戦はやらなきゃいけない義務がサップにあったのか?そのへんが分からないので、さらに詳しくしりたいところだ。

サップはこういってるね。

今朝提出し、その後彼等が同意した契約書と全く同じ契約
書でした。2時間以上ロッカールームで待たされ、弁護士は接触しようともしてこない

契約解除云々を明記した、サップ案の文書があれば分かりやすいんだが。



(2)フジテレビはどう関係しているのか?
(3)結局、地元プロモーターは「殺す」などの脅迫をしたのか?



この二つは重なる。フジが契約のごたごたを事前に知っているわけが無い。これは当然だ。
(ただ、その日の朝まで契約がまとまらないことを知らなかったらそれはそれでフジとK-1間での問題になると思うが(笑))


問題は関係者が(3)があったとして、それを見た、知ったかだ。
谷川氏がいう「フジが具体的内容を知ったのは後」だとして、この直接的な脅迫をみたらそれはフジとしちゃあ問題視しないわけには。


サップ主張
私のロッカールームにフジテレビのスタッフもずっと居合わせ
ており、出来事の一部を目撃しています。担当者の名前を知っていますが


しかし、これを否定されたら、サップがうそつきでなければ自衛のやむを得ざる手段として、このスタッフの名前を明示するべきだろう。
そしてフジは公共的存在として、自らの責任で明言する必要あり。
くしくも本日29日は、株主総会(だったはずだ)。


そしてプロモーター。
これはどうせ「言った言わない」話になる。周りの証言がだから決め手になるだろうが、ただ場所がアウェイだからな(笑)。
仮定の話だが、口裏あわせをして、サップに不利な証言がずらっとならんでも驚かないし、またサップの主張ががウソでも驚かない。
ここが決戦場であって、「実際脅迫したのかしてねーのか」が大きな問題になると。そうすると、サップやや不利かも?

でも、かりにK-1が最終的に勝ったとしても、K-1とフジテレビの契約が、PRIDEのそれと似たものだったら、「サップが私は脅迫された!フジテレビは何も手を打たないのか?」と騒ぐだけで「フジの品位を傷つけた」と認定される可能性もあるんだよね・・・・