ジョシュ・バーネット資料集−高阪剛に贈る言葉（kamipro最新号から。）

−−ところで、親友である高阪剛さんの試合はごらんになりましたか？

「（一転して元気なく）・・・観たよ」

−−感動的な試合でしたよね

「･･･う〜ん。TKについて語るのは、難しいなあ･･･難しいよ（すすり泣くような声で）」

−−高坂さんがシアトル在住だったころから親交があって、他人には計り知れない思いがあるんでしょうね。

「･･･昨日の試合自体は、本当に、本当に、すばらしかった。ただ、これで引退するってことはさ･･･う〜ん、もうTKが試合できないという事実が受け入れられないよ。絶望的に、さびしいよ･･･」

−−大会終了後、高坂さんとお話はされたんですか？

「（声を詰まらせながら）･･･したよ。新日本プロレス、「PRIDE」、K-1とかいろんなリングで、自分のことをずっとサポートしてくれたことに対して『ありがとう！』という言葉を伝えた。本当に感謝の気持ちしかない！　と。それだけじゃない。TKはボクのアイドルだったんだ。リングス時代のウツクシイ、ファイト（日本語で）。『TK！　TK！　TK！　TK！　TK！　TK！』･･････そうやって声をからして声援を送りたくなる、偉大なるファイターだったんだ。ボクも試合をするときは、彼に認めてもらうように闘うよ！」