やはり食べ物の特集は人気を呼ぶのかね。
「どんなときにも ぎゅうにゅうだぞ?」とよつばは言った。
さてここで、産経新聞3/19のトップ記事を見よ。
牛乳100万本廃棄 「太る」印象、消費者敬遠 牧草スクスク、生産過剰
http://www.sankei.co.jp/news/morning/19iti001.htm
な、なにそれ。そんなバカな。だってついこの前、毎日新聞だったか、「乳製品は中国の需要増で世界的に品不足。いろんな商品が、コッソリ小さくしたりして対策に苦労している」という記事があったぞ!
どこかが間違っている。なにかおかしい・・・というのは単純なコドモじみた発想で、過剰だからってすぐにチーズ用に流用できるとかは、コスト的にも流通的にもありえない。
でも、やはり引っかかるね。
番組中の「サイレージ」は「動物のお医者さん」にも出てきたよね。それを人間の野菜にもやってみたら?とキャベツのサイレージを作ってみて、所ジョージさんが「これおいしいよ。漬物だよ」「はい、サイレージも漬物も乳酸菌を増すのですから・・・」という流れは見事だ。乳酸菌がかもす。
ナトリウムとカリウムが1:1で無ければならないというのは、かんたん健康食を紹介して一部で支持が厚い丸元淑生もよく書いている。人間は逆に、ナトリウムを摂り過ぎてカリウムが不足するので気をつけないといかん、と彼はよく書いている。
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醤油はミソと、使う麹などは基本的に同じ。これは「たまり醤油」がもとは味噌樽に「溜まった」汁が旨かった、という点から始まったものだと知っていれば理解できることなのだが、それにしてもやはり驚く人は驚くだろう。
外国人にも「味噌スープは苦手デース、でもソイソースのスシ、ヤキトーリわんだふる」とか言う人にこの事実を教えたらおどろくだろうなあ。
魚醤「しょっつる」のことも触れてくれたら面白いけど。
(このへんは学研漫画「発明発見のひみつ」で知った。今、自分はこういう啓蒙情報で、少年時代のその種の基礎知識を「とっかかり」にして吸収することができるので本当によかったとおもう)
あと「苦味と旨みは脳の感じる部分が隣接している。だから一緒に混ぜると旨みが強く感じられる」というのはこれはびっくりびっくりだ。
いつも感心するんだけど、「目がテン!」の構成作家はかなりのツワモノだよな。
表舞台に出てきて欲しいや。