ジョシュ・バーネットが完勝
勝ってみれば順当この上なしだったが、なんか足関節で、アンクルホールドは兎も角、クロス・ヒールホールド狙ってなかったか(笑)?最後のアピールは、さすがによく分からなかったな。たぶん「キター(°∀°)ーーーーッ」って言いたかったのではと(笑)。
セルゲイ・ハリトーノフがアリスター・オーフレイムに敗れる
当然、アリスターの瞬発力や、調子に乗ったときの「かさに掛かる」能力、そもそも体格はヘビー級に見劣りしないということはみな知っていただろうが、それでもなおこの結果を予想した人は少なかったのでは。
漫画家・板垣圭介がボクシングで国体出場した時の話だけど、最初に頑張って調整して、満を持していどんだ時はボロ負け。しかしその後、突然出ることに話が決まり、「だって俺、減量だってしてねーし」「今回は上の階級でいいから」と無理矢理出場させられたら、快進撃で国体出場。
「どうも俺、減量すると力が出せないタイプだったみたいだ。自衛隊(だったのだ)で、猛訓練してからボクシングの練習もしてたんだから、考えたらもともと無駄な肉があるわけ無かったんだよ」と回想している。
よもやプロでそんなこともないとは思うが、実はひと階級上げたら何倍にも強くなる、なんて人もたまにはいるかも。
高阪剛
んー、勝ったんだけど正直、なんか偶然性の高い試合だった気はするよね。
しかし、こういう運がこの選手にめぐってきてもいいじゃん!!
にしても、高度な寝技・戦略の応酬を期待し、そういう煽り映像も出来ていたのに、その二人がいざ顔を会わせるとドタバタの乱打戦になるから格闘技と言うのは面白い。
テイクダウンした後、高阪がスタンドを要求したのも結果から見れば正解だったかも。TKは上をキープするようなタイプじゃないし、つーかアブダビでは「俺は下から攻めたいんだよ」「いや俺だって」と、ヒーガン・マチャドと下のポジションを取り合うというありえない光景を見せたぐらいだから。
(あ。ならマリオ上、高阪が下での寝技の攻防は少し見たかった)
あとはやはり、マリオは現役を続行しがたくなっているようだ、としょんぼりだ。
その上、TKまでGP出場後の引退を表明してしまった。もう、そんな時代か・・・
さて無差別級の柱が2人欠けて
マウリシオ・ショーグンもハリトーノフもかなりの重傷のようではないか。1年ぐらい棒にふってもおかしくない。こりゃ痛いし、そもそも無差別級は「ヒョードルの相手にハクをつける」ことにもあったはず。しかし誰かが飛びぬけるのではなく、お互いに潰しあってきているのだが・・・・
西島洋介
もちろん大健闘だった(あ、健闘といえばユン・ドンシクも)が、相手にマーク・ハントを選んだのはマッチメイカーの妙であった。これが寝技のできる相手だったら、もうどうしようもない。パンチ主体で、まだ寝技で何かを決めると言う心配のないハントが、体重差を考えてもふさわしいと判断した人が偉い。
西島は、野地竜太あたりと試合をしてほしいきがするんだが。
ペドロ・ヒーゾ
今回勝ったTKに、何もさせないでKO勝ちした試合を見たものとしては、これも残念な結果なんだがなあ。これでチャンスもおしまいだろうな。
会場の観客が
少なかったらしいよな。2万何千人とかだっけ?最近連発していた「超満員札止めです!」と言う言葉もなかったし。
高田延彦
ハッスルであれだけしゃべってるんだから、PRIDEではしゃべらなくていいだろ。
大したことを、いつも言わないし。