http://www.sankei.co.jp/news/050202/kok020.htm
波紋広がる“４分間黒塗り” 朴元大統領扱った韓国映画
韓国の朴正煕大統領暗殺事件について虚実入り乱れたストーリー展開と場面処理で、３日の封切り前から話題が盛り上がっている韓国映画「その時、その人々」（林相洙監督）。名誉棄損などを理由に朴大統領の長男が起こしていた上映禁止仮処分申請でソウル地方裁判所が１月３１日、ドキュメンタリー・フィルム使用の３カ所の削除を命じたことから、波紋がさらに広がっている。映画会社側は決定に「表現の自由」を理由に猛反発しているが、公開が迫っているため、問題の部分の約４分を映像のない黒い画面にしての一般公開を決めた。だが裁判所の決定に承服するわけではなく仮処分に異議申し立てを行って争う方針という。
問題のシーンは、当時の大規模反政府運動や故人の葬式場面などの実写フィルム。映画は朴大統領の酒や女性に浸る私生活や、日本語の使用で「親日派」ぶりを印象づけていた。さらに現野党ハンナラ党首で大統領の長女、朴槿恵氏が写る実写フィルムの併用などで遺族の怒りを買い、「朴大統領たたきでは」とも取りざたされてきた。今回の裁判所決定には左派から「司法権力が刀を抜いた」などとの反発の声が高まっていて、騒動はまだ続きそうだ。（ソウル 久保田るり子） 【2005/02/02 東京朝刊から
日韓条約公開やら、大統領の書になる看板が外されるなどの動きもあるそうで。
まあね、アメリカ大統領が「政権が行き詰ったら、とりあえずイラクを爆撃したまえ」と引き継いでいた（C;いしいひさいち）ように、韓国大統領官邸は「政権が行き詰ったら、取りあえず前の大統領を逮捕しとけ」という伝統文化があるのだが、今回はけっこう先代には恩義があるために、数十年前の政権を叩くという（笑）。
盧武鉉政権は、なんでもやることが行き当たりばったりくさいし、迷言失言が多い。
大統領とは、某国の首相と幹事長を合わせたぐらいの権力があるんだなぁ（笑）
