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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

滑ったコントの収拾をどうするか。ハイアンvs中村和裕

先週の少年ジャンプ(合併号だから今週も売っている)に、「ルーキーズ」や「ろくでなしブルース」で有名な森田まさのりが、漫才をテーマにした読み切り漫画「スベルヲイトワズ」を描いていた。
さすがのストーリーテリングと作画ではあるが、漫才や落語など「お笑い」をテーマにした漫画は、あまり成功を収めていない。
椎名高志が挑戦した。なかいま強が挑戦した。それでもあまり上手くいかなかった。
理由は簡単で、劇中で漫才を披露して、それが面白くないとダメだからなんだよな。しかも間も口調も抜き、いわば台本だけで笑わせるのだからこれは大変だ。

ま、それはともかく。
ノーカット版「男祭り-SADAME」を見た人だけの特権(というか罰ゲーム?)に、NHBニュースでは既に取り上げた中村和裕vsハイアン・グレイシーのやり取りが有る。



ここでなんと、ハイアンは中村に「ドンをかましていやがる。ドンをかます、というのは意地悪な先輩芸人が、後輩芸人がふったボケに全然反応しないことだそうだが、ほんとにハイアンの性、悪なり!!

http://jecht.jugem.cc/?eid=252#comments
は既に紹介しているけど、こちらにも。

http://kumapage.exblog.jp/1500127

・・・恐らく段取りとかは全く聞かされていないんでしょうね、ハイアンは。
普通に(中村との)対戦を拒否。
場内からはクスクスと笑いがこぼれてました・・・・・

中村  「(必死に)・・・・すいません、吉田選手、吉田さん、桜庭選手に
     噛みつく前に僕と試合しませんか?」

通訳がハイアンに内容を訳している間、
マイクを持って、ハイアンを睨む、というより見つめる中村。
試合、というか喧嘩を売っているのに礼儀正しい中村に
場内の客はいたたまれず「やっちゃえ〜」などとヤジが飛びます。
私も思わず「中村〜!殴っちゃえ〜!」と叫んでしまいました。

中村  「僕と試合してください。」

・・・・・お願いしてどうするんですか!
いい人だなぁ。中村カズ。

ハイアン「まずは師匠と戦いたいです。」
中村  「・・・・・・・」

もう、中村選手、アドリブが効かないので言葉がありません・・・・

俺ね、見てるこっちがほんとにつらくなって最初は早送りしちゃいましたよ。
これも構成作家の村上卓史と、演出担当佐藤大輔プロデューサーの罪。(そうか?)