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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「笑の大学」関連−−−浅羽通明が三谷幸喜について語ったこと。

http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041002
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20041003



ナショナリズム」「アナーキズム」評判上々の浅羽通明氏だが、むかし、だいぶ若い方と一緒に四方山話をした際、その若い方はちょっと前の三谷幸喜の作品をあまり知らなかったので、この「笑の大学」と、「12人の優しい日本人」のことを彼にいろいろ話した。


で、小生は12人の優しい日本人に関し

俺「『12人の怒れる男』のパロディで、外国なら陪審員が率直に、論理的に激論するところを
『フィーリングで無罪かなあ』
『ずーっと黙っちゃいましょう。そうすれば最後に主張が通る』
『有罪?無罪?・・・うーん”ムウザイ”』
など、とかく曖昧でなあなあな日本の『空気』を風刺したんですよ」


とトクトクと得意げに解説したところ・・・


浅羽氏は、「いや、日本人論もあるけど、あの一番のテーマは『演劇』『演劇論』なんだよ」
俺 「へ? といいますと??」
浅羽氏 「一番重要な役は、豊川悦が演じた『弁護士の振りをする俳優』だったよね・・・考えてみな」

まだ、結論は出ていない。
浅羽氏は三谷幸喜氏の活動について「俺は子供のころからあまりテレビはみなかったけど、世代的には三谷と同じなんだ。だから成功・失敗に関わらず、彼が『やりたかったこと』はこれだな、と実によく分かる」とかつて話していた。