新設チャンネルで、何かのパックに入ってるわけじゃないからまだ未見だが、20日の無料開放デーにでも見てみるよ。
ここで考えて欲しいのが、スカパーでチャンネルを持つというのは、例えば新聞や雑誌(「週刊○曜日」レベルでよろしい)と比べて、コスト的に本当に高いのか?、という点であります。
どうも派手さが先行するけど、いま、チューナーなどのコストダウンと並行して、TVやラジオの「発信」にかかるコストというのも大幅に下がっている。(地上波で全国放送しようと思わない限り)。
放送は「送りっぱなし」と書くが、極端にいえばテレビカメラの前でだらだらしゃべってても、その喋りが芸である限りは十分な視聴率がとれるわけであって。
アメリカのラジオ・トークショーがラッシュ・リンボーはじめ保守派で占められることにリベラルが危機感を募らせているのは分かるが、シビアな聴取者獲得競争において彼らが勝利していることも事実だろう。
その際、カネと手間を掛けた取材、映像構成(「CBSドキュメント」などを念頭に置いている)のテレビより、ラジオトークがコストの面で有利で小回りが効くことも大きいのではないか。
日本において、「独立系保守CS放送」が先んじたが、「リベラル(進歩派)」が同様のメディアを持つことはできるか?
朝日ニュースターで、カネは司会者のギャラ以外(笑)ほとんど掛けていない「愛川欽也のパックインジャーナル」が、司会者の言によれば同局の中で視聴率トップランクだそうであるから、やり方によってはありうるだろう。
もっとも、あれは田岡俊次元帥閣下という得がたい芸人がいてこその視聴率だが(笑)。
高成田氏も早野透氏も、彼以上に数字を持っているとは思えん。船橋洋一氏は視聴者層にフィットしないし(笑)。
ま、スカパーも今100万件契約だっけ?
まだメディアとしての影響力を云々するのは早いかもしれんね。しかし、視聴者層が拡大することと、放送の機材などに関するコストが年々下がること、これは確定であろう。
あと、ある局の中で毎週のレギュラー番組を提供することもだいぶ簡単であるはずだ。
それがGCMの「対人力学」につながるのですが、この辺で読みきりでございます。それについては後日。
======夜にでも=========
【スカパー】
パンダーZ