個人的には、怒りを感じるかといえばあんまり。
しかし、他の有象無象はともかく、個人情報をたてに隠したがった形になる福田と、責任をすべて行政のせいにした菅直人は、その内容とは関係なく「ダメージ・コントロール」が全然うまくない、といっていい。
菅直人はもとより理屈っぽく、基本的にドライ。
国会質問が上手いのは対決型のディベートを好むからでもある。
つまり、日本的な政治風土とはよくも悪くも異質なわけだが、だからこういうとき、日本的に振る舞って同情を買う、批判を小さくするというのが下手だ。
これ、2大政党の一方の党首としてはすごくツライぞ。