INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

戦極フェザー級、DREAMウェルター級の出場者決定があった、けれども。

どちらも「えー、彼らが出るのぉ?」と、そんな感じでした。
青木真也ウェルター級GP出場は、それは注目度でいえば確かに本日のアナウンスの中では一番目を引いたし、今後もひくだろうが、それへの疑問は以前述べたとおりなので繰り返さない。
となるとあんまり、言うこともないのでした。


ただ戦極國保尊弘氏のいう「口説きたい選手がいる」云々というのはちょっと気になる。リオン武だったらいいんだがな。
あと、青木の「3月にも試合したい」というのはミルコのようなタイプでもない限り、どう考えても余計な気がしました。でも、もしやるんだったらヴィトー”シャオリン”ヒベイロとの試合か、石田光洋との試合が見たいです。

これもどうだかなあ

http://www.kamipro.com/news/?id=1234446657

また、フェザー級の出場枠をかけて2.10『DEEP&CMAファン感謝祭』で昇侍と闘い勝利したDJ.taiki…右目が腫れていたことについては「現在検査の結果待ちですね。DJ.taiki選手もフェザー級GP出場を目指して、あれだけ激しい試合をしてくれたので『はい、ケガですから出られません』というわけにもいかない。ケガの具合によっては、一大会ずらしてGP に出場してもらうことも検討したい」…

ケガをしたからはい一大会ずれます、というわけには逆にいかないような気がするんだが。「筋を通してくださいよ」といわれたらどうする。というかDJがその試合で勝ったって負けたって、その次の大会で他選手とインターバルが違うし。まあ実績が違うからしょうがなかったんだ、といわれればその通りではあるが、そもそもvs昇侍戦をGPで組めばよかったわけだがな。

「ベーシック・インカムのある社会」を想像する。これはSFマインドだ

つい先日、新党日本の党首がベーシック・インカムについて見当に値するものだと表明した…という話を紹介したけれども、このBTについて考察したエントリがはてなのホットエントリとして紹介された。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090211

おもしろい。
おもしろい。
まあ、この「面白い」理由としてはまだまだBIが社会で(世界のどこであろうと)実現するのに時間が掛かりそうで、思考遊戯・思考実験のたぐいでああるからだけれども、だからこそ「だれでも生活に必要な最低限の収入が、無条件で毎月得られたら?」という社会への想像力をみんなで競争することは面白くなってくる。
私も、何度かベーシック・インカム社会については考えてきたが(日記をその単語で検索してください)、想像力ははるかに上URLのエントリに及ばなかった。
SFの得意技、基礎として「エクストラポレーション(外挿法)」というのがある。ああ、この単語を書くだけでSFゴコロが刺激されるが(笑)、何大したこたあない、例えば「ゴジラガメラという怪獣が暴れる社会は?」と想像して描写しようとしても、怪獣が暴れた例はない、そういう時は外国軍の侵攻や大地震をヒントにして「自衛隊が迎え撃つだろう」「政府は対策本部を設置するだろう」「子供は疎開するだろう」というふうに描写する、ってだけの話だ。
上のリンクのコメント欄には「失業保険が充実している国では…」という話をエクストラポレーションして語っている考察があった。
こういうのを考えると、本当にドラえもんの「もしもボックス」があったらなあ、と思う。BI社会にどんなプラスとマイナスがあるのか、実際に体験してみたい。どこかの小国が、世界に先駆けて実践してみないかな。

予想と価値判断の難しさ

ChikirinさんのBI社会予想の中で「離婚が増える」という項目を挙げ、こう書いている。

夫婦であれ親であれ会社であれ。みないろいろ不満があっても「現実的に食べていけないし」と思うから我慢もしようかという気になるわけで、おそらく今は多くの人が“無意識に”我慢していると思います。それが“切れる”と思うんだよね。

いやもちろん全員が全員そうだとは言いませんよ。でも今よりはそういうこと(近しい、経済関係を共にしている人と縁を切ってしまうこと)が簡単に起こるようになるだろうと思います。

これは面白い話で「夫婦の離婚率が多い国、少ない国」の評価というのを私は思い出したのだよ。
少ない国を「夫婦の間に不満があっても、ぐっとのみ込んで、折り合いをつけて、子供のためにもなんとかやっていく。これが夫婦のあるべき姿じゃないか?」と評価することもできれば
「愛情が無くなった時にしがらみや社会的制約で我慢を強いられることもなく、新しい人生を歩むことができる。こういう社会こそいい社会じゃないか」と多い国を褒めることもできる。


これ、いわゆる学校クーポン制度、学校選択制度でもそのまま適用できる。
「その生まれ育った地域で成績も収入もばらばらな子供たちが一緒に学べるから、ふるさとのつながりが出来る」(だから学校選択制に反対)
「意欲がある子が、しがらみや地域内の力関係、収入格差に関係なく学びたいところで学べる。」(だから学校選択制に賛成)
とも言える。

”政局の男”小泉純一郎のメディアジャック

内容がどうという話より、「なんでここまで大きく扱われるのだろう?」というメディア力学に興味があったのだが、あらためて朝のワイドショーで記者会見の模様を見たら、そのフラッシュのすごいことすごいこと。
しゃべりも原稿はないものの、だいぶ練りこんだらしい。そして「わらっちゃうぐらいあきれる」「定額給付金、三分の二使う(ことで再議決する)法案ではない」など、「バズワード(ハチのようにメディアをぶんぶん飛び交う言葉)」「ワンフレーズポリテックス」をあますところなく活用した。

ところで、これを報道する中で、そう直接書いてなくても「郵政民営化」はやっぱり推進するべきで、「見直し」をいう麻生首相のほうが追い込まれているところが面白い。いやわれわれは「首相のぶれ」を指摘しているだけなんですということになるんだろうけど、しかし力学的に、否応なくそうなっているのですよ。
政局というのはあほらしいけど、そういうもんなんだなあ。
竹中平蔵が最近、テレビに出ては積極的に論戦している(しかも批判者との直接対決では、少なくともディベート的には勝利している)ことと合わせて「派遣切りや大不況、かんぽの宿疑惑は小泉構造改革の間違いなのだ!」というような論調は、実は節目節目でポキッポキッと折り目を入れられ、寸断されている。
この部分が「政局の男・小泉」の本当の恐ろしさなのかもしれない。
私は「上皇御謀反」という言葉を思い出した(笑)。

深夜、巨大生物がお茶の間を襲う

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きょう2月13日(金)深夜0時10分−2時05分、NHK総合テレビ「とくせん」は「ハイビジョン特集 日本人カメラマン野生に挑む・地球最大の動物シロナガスクジラに迫る」です。

水中写真家の中村宏治氏が、メキシコのカリフォルニア湾で、体長30メートル、体重160トンの地球最大の動物・シロナガスクジラの姿を映像に収める奮闘を描きます。


また、それに続き深夜2時05分−2時50分、同じくNHK総合テレビで「知られざるカバの世界」が放送されます。

教育テレビで世界各地のドキュメンタリー放送を送る「地球ドラマチック」の再放送で、もとの初回放送は2007年3月14日でした。

制作は米国の「ナショナル・ジオグラフィック」(2006年)、原題は「Hippos-The river beast(カバ〜川の野獣)」。

おとなしいと考えられているカバ。しかしその真の姿は、時速40キロで走ることができ、ライオンに互角に立ち向かえるほど強く、あごでワニを切り裂くこともできるほど凶暴なものだった。

実はアフリカで最もたくさん人間を殺している動物はカバだということで、ザンビアで船を転覆させられて重傷を負ったものの命を取り留めた男性が、カバの事故の衝撃を語っています。

偶然にも、カバとクジラは動物の中で最も近い関係にあるそうですね。