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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「X年後の関係者たち」タツノコプロ回からメモ&高田明美で繋がりつつ、19日は「魔法の天使クリィミーマミ」



自分は「クリィミーマミ」知らない。(最近こういう展開の記事多いな)
だけど、「タツノコプロ」回で、このクリィミーマミ回に登場する予定のゲスト=高田明美氏(パトレイバーのキャラデザでおなじみ)が、収録日とスタジオが同じだったので(笑)、タツノコ回にもサプライズ出演したのだった。
パトレイバーで有名な彼女は、美大を出て、タツノコに入社、そこでこういう仕事のキャリアを踏み出したんだが、すぐに重要な仕事を任された。

…というか、デザイン部の上司が天野喜孝氏だったが

天野「彼女に仕事任せて、飲みに行っちゃいましたね」
 
高田「当時は天野さんと、その上に九里一平さんがいましたが、タツノコの法則的にはテロップの名前の下になればなるほど仕事が多いんです(笑)」

と…(笑)。令和の今に考えると日本企業の悪いところ!!みたいになるし、一方で苦笑も交えた、古き良き「修業の場」的なニュアンスも実際にはうかがえた。
※当初固有名詞の間違い&不明部分があったが、コメント欄で教えてもらい修正出来ました、感謝


あと、創作系譜論的には、タツノコプロが生んだ「発明(と自認する、言われている)」例がいろいろ上がってきて、後でメモしよう!と思ったが忘れてしまった。

唯一、覚えてるのが「番組途中で『説明しよう!』というナレーションが入るのは画期的だし、この『説明しよう!』は日本語として、物語の説明手法として定着してる」という指摘。その前に白土三平の漫画解説とかもあり、そのギャグ的パロな面もある気がするが・・・・。




あと、「豚もおだてりゃ木に登る」はこの番組の造語で、それがほぼ”諺”になったんだと思ってたが、監督の笹川ひろし氏が「自分の福島の地元で、こう言われてたんです」と言明。
ただ、それってその地方の諺なのか、笹川氏の周辺にそういう面白い言い回しを考えて言ってた人達がいたのか・・・・?

www.excite.co.jp
この言葉、いったいどのように生まれたのだろうか。
さっそく、タツノコプロの広報に聞いてみた。



タイムボカンシリーズの総監督を務める笹川ひろしが、子どもの頃に住んでいた福島県で使われていた言葉のようです。ですから、言葉自体は本作品のオリジナルというわけではないんですよ」

調べてる人もいるかな。


あとは三悪人(美女リーダー、頭脳派&肉体派)、黒幕とその「おしおき」とか、そのへんのアイデアと「ジャンル」化けも語られてた。

「ポチッとな」は声優の完全アドリブ。「間が持たなかったんでしょう」と監督。



また、大河原邦男氏は「もとは漫画とかアニメに全く興味なかった。デザイナーとして食ってかなきゃいけないので」でずーっと終始一貫してて、逆にそっちの方が見事!!というかそれなのに「勝手に立体化したデザインが頭に浮かぶ」「立体化できなきゃ嘘のデザインでしょ」とかホントに天才!二コラ=テスラかよ(彼も電子回路が自然と頭に浮かんだという)
またそもそも大河原邦男天野喜孝の共演がすごいことらしいよ




「X年後の関係者たち」は気を付けてみていればネタ不足ゆえ?3か月~半年ぐらいすると再放送が一般的にあるので、見逃した方は。あとTVer配信は2週間で……20 日が最終配信日だ、急げ!

tver.jp

X年後の関係者たち

X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏 タツノコプロ後編45分再生
X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏
タツノコプロ後編
BS-TBS
2月5日(月)放送分
2月20日(火)12:00 終了予定