関ヶ原戦中に異世界に迷い込んだ島津豊久は織田信長や那須与一と共に漂流者としてエルフやドワーフを仲間に加え、国盗りしていたが、人類廃滅に向けて着々と進軍する黒王軍に追い詰められ、豊久は信長を廃城に退かせてドワーフ軍と共にしんがりに。多勢に無勢、瀕死の豊久は土方と対峙。もみ合う二人の前にはもう一人の大暴れ男・菅野直が現われて!?歴史上の英雄たちが繰り広げるヒロイックバトル激動の7巻!
出版社
少年画報社
発売日
2023/8/10
この作品を発売雑誌(サブスクのブックウォーカーだが)で、連載時に坦々と読み続けていた自分は少数派だろうな…何しろほぼ不定期連載だ。とびとびも飛び飛び。だが発売されればやはり話題になるから大したもの。
改めて見るに、平野耕太は本当に金銭欲がそれほど無いのだろうな。頑張って、単行本を出せば売れる。
しかし、そもそも既刊の売れている状態やアニメなどの印税があるので、生活は賄える。だから無理して毎回の定期連載をする必要はない。
だから不定期連載する(それを許容する雑誌で描く)。
このシステムをやろうと思えばできる作家は、かなりいるだろう。
しかし、今の所少数派に属している。
いわば、有名な「メキシコ人漁師とアメリカ人MBAコンサルタント」の話の実践なんだろうな。
peylisting.com
お話としては…まだ単行本は未購入なので雑誌の時の記憶によるが、「異世界長篠」が明智光秀の敵軍指揮もあって失敗し、いったん敗北したドリフ軍が、退却戦をしながら「定めておいた退却地点に再集結できるか」を争う。
一方で数名が、別方面で「ゲリラ戦」を行うことをもくろみ……って話だったよね??