INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

単純に、両足で相手の胴を締め上げるだけで危険な技に(柔道は禁止、MMAはタップを奪う試合も。吉本では…)



※腕の回し方がポイント



柔道では足での胴締め禁止





かつての「ガス灯時代」のプロレスでは、このボディシザースを得意とした伝説的選手がいて…


例えばフランク・ゴッチvsジョージ・ハッケンシュミットの伝説の大一番を始め、エド・ストラングラー・ルイスとジョー・ステッカーの試合で、お互いにヘッドロックとボディシザースのみを掛けあって5時間40分も闘ったとか、

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探偵「激しい攻防ですね。先輩、やはりお互いバックに回り攻撃したい感じですね」

先輩「うん。ステッカーの狙いはバックから得意のボディシザーズでまちがいないだろう。しかしキャドックは試合早々からバックに回ったあとの攻めが不鮮明。タックル技術ではステッカーよりも上だが、先ほどタックルを関節に切り返されたことで、もう安易には入れなくなってしまっただろう。この先どうするかだな」

探偵「キャドック劣勢ですか・・・」

12分57秒 膠着から映像が悪くなり、良く見えない

先輩「うーん、映像も不鮮明になってしまったか・・・」

探偵「グランドの展開のようですが、完全にわからないですね」

13分15秒 映像が換わり、グランドでバックの取り合いからスッテカー。またもボディシザースを狙う



探偵「ステッカーは、やはり右ヒザをつき左足を入れる入り方なんですね」

先輩「うん。それにしてもキャドックの防御がすごい。体をあらゆる態勢にし、絶対に入らせないようにしている。このあたりを見ると、ステッカーのボディシザースは“一度入られたらおしまい”なんだろうな」

探偵「なるほど。まさに“必殺”ですね」

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そしてアントニオ猪木も、ガチのスパーではこのボディシザーズを多用したとか。




ルール的には、柔道、柔術(帯ランクで変動?)、サンボなどは禁止だそうだが、「格闘技で禁止されている技ということは、一番効果的な技だということだ」という原則を、この機会に再確認し、いわゆる護身術的な知識として覚えておくのもいい。