昨年11月だったか、
「ライジングサンR」がレンジャー訓練編を完結し、その後「レスキュー編」になるという紹介をしたのは…
そして1年。主人公らは非常呼集を受け、出動する。噴煙轟く火山活動の現場に・・・・・・・
ふだんはハイキング程度の優しい山であるそこは、多くのレジャー客が訪れていた。幸せいっぱいの子供連れファミリー、妻の病気を抱えた老夫婦、トラウマのリハビリを兼ねたマイナー芸能人ユーチューバー…
こういう個々の人々の、統計や数には還元されない、災害に直面した苦難を描いたうえで自衛隊はさっそうと出動……しない!!!
法的な、制限があるのだ。特にその自治体の長の許可、という…災害支援要請の有無。
ここにはいろんな限界というか合理性もあり、
「優秀な軍人の手足を、無能な文民が縛っている!軍人に任せれば間違いないのに…」という話では、決してない。(まだ物語は中盤であり、万が一話の全体がそういう方向に振り切ってしまったら、やや危うい面もあるかもしれない。)
だが、現実として、多くの制約があるのも間違いないのだ。
さてどうなるか、というのがいまんところであります。
このエピソードの終着点はまだ見えていない。とりあえずの中盤報告。
えーと、この「R」10巻からレスキュー編に入り
陸上自衛隊精鋭“レンジャー”になるため三日三晩不眠不休で臨んだ最終想定、ついに修了――!! 仲間の為一人足止めに残ったイッキを救うため飛び出した“卑怯者”相楽。全員で離脱成功なるか!? レンジャー訓練編完結――そして新章〈レスキュー編〉開幕!!! 火山噴火、地震、火災…イッキが次に挑むのは災害大国ニッポンにおける災害救助!!!
まもなく、そのシリーズの2巻目(「R」の11巻)が出る訳か。