「過去最大の投資」──ABEMA責任者が語るサッカーW杯放映権獲得の舞台裏と狙い
放映権料は推計200億円? 「過去最大の投資」
民放とNHKを中心とした放映権交渉が暗礁に乗り上げ、日本での無料放送が一時危機に瀕したものの、ABEMA参入という意外な形で収束した。放映権料の総額などについて聞くと塚本局長は「守秘義務もあり、詳細は答えられない」とした上で「ABEMAとして過去最大の投資であることは間違いない」と述べた。(略)
「ABEMAを生活に定着させる大会に」
数百億円とも推定される巨額投資をしたABEMA。カタール大会では何を目標にするのか。塚本局長は「目標は皆さんに使ってもらうこと。そしてABEMAを次のステージに持って行く。史上最大の投資をして、大会後に『はい、終了』ではなく、W杯をきっかけにABEMAを再認識してもらいたい」と語る。巨額投資に関しても「広告費はもちろん、W杯をきっかけにABEMAが生活に定着することで、今後のPPVや有料会員の増加見込みなど長期的視点でこの投資は必ず回収できるはずだ」と
abemaTVは開局からずーっと個人的には「格闘技を中継してくれるところ」であり、実際に会場に行く必要性すらなくしてくれた(自分が会場に行ったのは、テレビでミニ団体の前座試合はほぼ放送されなかったからであり、abemaTVではその問題はすべて解消された)
その恩はとっても大きい。
欲を言えば修斗、パンクラス、DEEPを常に毎大会、中継してほしいわけだが、まぁそうもいかないし、団体のほうも「喜んで!!」と放送させてくれるレベルの報酬ではない(なくなった)ことはいろいろ漏れ聞いている。
サッカーW杯に使うカネがあるなら…といいたいところだけど、まぁ客観的に、そっちに使うほうがいいんだろうね(笑)。
ただ言えるのは、経営母体は「ウマ娘」というのですごく稼いでて、そしてそれを惜しげもなくつぎ込むという姿勢は変わらない、abemaTV本体が当分続くことは間違いない、ということ。
それがテレビと同じぐらいの存在感、ステータスを得られるのか??ここはちょっと予想が付きかねる。
どんな戦略が奏功するかもわからない。よくネトフリが発案したときく「テレビメーカーにお金を払い、リモコンに自社にワンプッシュで行けるボタンを付けさせた」ってやつのお陰で、あれで存在感は高まった気がするが…・