「PAGE」インタビュー
…堀口はバックステージでもう一度、朝倉兄弟の控室を挨拶に訪れた。
すると朝倉海から「堀口さん、もう一回やって下さい」と再戦を直接、直訴されたという。
――どう返答したのですか?
「機会があればと」
――3度目の対戦要求を受けますか?
「やる意味がない。違いますか?なんのメリットもない。もういいでしょう」
――大会総括で榊原信行CEOは「1勝1敗で3度目の対決に流れができた」とコメントしていました。プロモーターとしては、3度目の決着カードをマッチメイクしたいでしょう。
「やってもいいですが、ベラトールのベルトを取り返すことも含めて、先にやることがあるので、後々でいいんじゃないですか。それに3度目をやったら力の差がさらに出ると思いますよ。僕としてはもっと万全な状態を作れるわけですからね」
――逆に朝倉海に時間を与えれば対策を練り進化してくるのでは?
「それでも無理だと思います。海君には打撃のカウンターしかない。でも、再戦と言ってくるのが、ある意味凄い。(実力差が)わかっていないんだなあ、と思いました」
news.yahoo.co.jp
週プレの取材でも再戦に言及
――試合後には、榊原信行CEOから「再戦」という話も出ていました。
堀口 まあ、再戦って言われても、その前にやることがあるので、自分は。だからやってもいいんですけど、やることを終えてからかなっていう感じですよ。
――例えば、トーナメント戦でお互いが勝ち上がって決勝で、というパターンならともかく?
堀口 それなら話は別ですけど、まあ......、やらなくてもいいんじゃないかと思っちゃいますけどね。
だって1回目は向こうが勝ちましたけど、今回はこっちが勝って。もう1回やる意味あります?(笑) もういいんじゃないかって思っちゃいますけどね。
wpb.shueisha.co.jp
【徹底討論・堀口vs朝倉海、ラバーマッチの是非】疑似シミュレーション
【賛成派・立論】
朝倉海は堀口恭司との3試合目、ラバーマッチをする権利がある、こういう立場から立論させていただきます。
非常に単純な話で堀口恭司と朝倉海は「一勝一敗」です。それもどちらも1ラウンドでの KO 勝利でした。ならば3度目の対決を行って、どっちが強いか決めやがれ。
…これ以上の説明は不要だと思います 。これを拒否するなら堀口選手は「朝倉海は誠実に、勝ち逃げしなかったのに、自分は一方的に勝ち逃げするのか、ずるい」という批判を免れることはできないと思います。
【反対派・立論】
自分は堀口恭司は朝倉海の3戦目要求を受けなくていいという立場で主張を展開いたします。簡単に言えば、堀口と朝倉海の2戦めというのがセットされたのは、堀口・朝倉の最初の試合がノンタイトルで、次の試合がタイトルマッチという流れだったからですね。実際には堀口が怪我で長期欠場、タイトル返上し、朝倉海vsマネルケイブでケイブが勝利、しかしUFC行きで王座を返上。朝倉海は扇久保博正との2回目の決定戦を行って王者になったわけです。この場合、相手に直接敗北して王座を転落したわけではない2代前の元王者にはタイトル挑戦権が認められて当然、少なくとも不自然ではないでしょう。 まして前王者は移籍して挑戦する状況にないわけですから。タイトルマッチで直接負けて王座を当事者に移動させた前王者が、再び挑戦するためには段階を踏むか、あるいは試合が大接戦の微差判定であるなら良いかと思います。
例を挙げるならまさにお兄さんの朝倉未来は王座決定戦を闘い、そういう微差判定だからダイレクトリマッチも可能かと思いますが、実際にはすでに1試合を挟んでいます。そういうものです。
【賛成派・反論】
しかし現実に考えて、いわゆるバンタム四天王と言われたうちの佐々木憂流迦、扇久保博正に朝倉海は勝利しているのですから、仮に今回堀口に負けたとは言え「四天王のさらに上」という見えないランキングは確実に存在していると思われます。実際堀口の相手が、ベラトールチャンピオンとの王座統一戦になるのかどうか分かりませんが―それならば優先されてもおかしくないでしょうー 実際に海外から選手を呼ぶというのは(隔離期間を含め)なかなか難しい状況であります 。まあ堀口選手も海外から日本に来るのは簡単ではないのですが。
そういう点で日本から堀口選手の相手を考えると「朝倉海とのダイレクトリマッチ」がかなり現実味もリアリティもあるのではないでしょうか。
【反対派・反論】
いやそれは一人完全に見落としています。3連勝した井上直樹は、まさにバンタム四天王の一角である元谷友貴2完全勝利しました。その前の試合も堂々たる圧勝劇です。堀口への挑戦権をかけて井上対朝倉海。現実としてこちらの方が、少なくともその試合を見るだけではほぼ一方的になってしまった試合をダイレクトでリマッチさせるよりいいのではないでしょうか。朝倉海選手自身も、そういう提案を受ければ応じる可能性も高いのではないかと思います。
www.youtube.com
www.youtube.com
自分は、結論的にはラバーマッチ肯定派だけど、やはりRIZINで実績あるバンタムのファイター(となると、今は井上直樹がやはり筆頭だが…)vs朝倉海で「挑戦者決定戦」をして、その間に堀口はベラトール王者との統一戦(もう勝ち前提でよろ)。
そして勝者同士での対戦、でいーと思っています。それが諸事情で実現しない時は、ダイレクトなラバーマッチもあっていい派。
朝倉海「復帰戦で戦いたいのは堀口選手。俺は負けた側だから何も言える権利ないけど、ああいう負け方したから圧倒的な差があるとは俺は全然思ってない。でも周りからそんなにすぐの再戦を求められてないのも分かってる。だったら他に強い井上選手や石渡選手とかを倒してアピールし彼を引きずり出す」🔥 pic.twitter.com/HranXi9jtC
— RIZINマニア (@rizinmania) January 11, 2021
あとは四天王vs新興バンタムの「入れ替え戦」。
そしてRIZINと他団体での戦績の兼ね合いで難しいらしいのだが、ビクター・ヘンリーを「ワイルドカード」として位置付けてもいいでしょう。
井上直樹選手、次はビクター・ヘンリー選手と!という意見もわかるんですけど、ヘンリー選手、前回の試合負けてるんですよね💦となると、ファイトビジネスのセオリーの一つとして、なんで連勝中の選手が前回負けてる選手とやらないといけないの?という考えもあるんですよね😅難しいもんです。 #RIZIN pic.twitter.com/OpXZtLm1Ie
— Shu Hirata | シュウヒラタ (@ShuHirata) January 7, 2021
一方向からのカメラ撮影だが、ヘンリーが PARUS FCなる団体で判定負けを喫した動画もここで見られる
gonkaku.jp
ちなみに、最初のインタビューの内容・発言を疑う情報もあるが
ファンミーティングで、最初のインタビューの内容を「盛っている」というような内容っぽいが
堀口恭司「(Yahoo記事に対して)ちょっと盛られてるところはありますね…。読んでてあれ、あれって😅 まあでも仕事なので仕方ない部分もあるのかな」 pic.twitter.com/DorqkeQNRJ
— RIZINマニア (@rizinmania) 2021年1月7日
「盛ってる」ことは往々にしてあるとしても、それは強調する部分やらの違いであって、発言で丸ごとなかったことを、あったように付け加えることがあるか、といえばそこには限度もあるだろう。(音声録音もある時代だ)
どの部分がどうなのか、わからん限りは、骨子は現段階であまり否定しなくていい(その材料としてもこの伝聞はなはだ不十分だ)と思うものです。
──いやぁ、取材前にYahoo! に掲載されたインタビューを読ませてもらったのですが、あんなに詳しく試合を振り返られ、今後の話までされるともう私の出番もないな、と(笑)。困ってしまっていますよ。
「アハハハハ。うわぁっと思ったところもありましたけどね(笑)。原稿チェックって立場が逆だと嫌だろうし、そこは言わないようにしているんですけどね……アハハ」
直前に、こんなインタビューも載っていた。
本郷氏、今までいろいろ物議を記事が醸していたのも事実なようだが、
堀口から個人的な信頼を得ているのもまた事実らしいぞ(その部分も盛っているかどうかは何とも言えんが)
news.yahoo.co.jp
堀口恭司の発言を捏造した本郷陽一、直近のボクシング記事でも批判されている模様。このスリムクラブ記者はもっと非難されるべき
— トヨさん (@BWtaroh) 2021年1月9日
井岡一翔がタトゥー問題の米メディア報道と拡大解釈の誤訳記事に困惑…「インタビューは一切受けていない」(THE PAGE)https://t.co/XmWYoFlvtq