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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

長編歴史漫画「センゴク」シリーズ、そろそろ終わりを見据えていると作者が明かす


センゴク権兵衛(13) (ヤンマガKCスペシャル)

センゴク権兵衛(13) (ヤンマガKCスペシャル)





最初に読んだときは仙石秀久なんて名前知らなかったし「れぱんとの戦い」を主人公たちが講義されるとかの場面を読み、「かなり奔放にアレンジした作品なのかな?」と思っていたのだが、「センゴク天正記」などから、資料の使い方がうまいなあ、と感じて、そこからぐんぐん好きになっていった。その後もところどころで斬新な解釈というか、敢えてのオリジナルな解釈や描写をしているけど、それはむしろ、フィクション的な思考実験としての、史実に対しての「動機」という、外からでは究極的には分からない部分(だから、どんなに空想を飛躍させても、絶対的に間違いとはいえない)で、面白い解釈をしているところが、逆にプラス評価となった。北条家の「悪逆許可証」や光秀叛乱の「秩序を無くしては万人の万人に対する闘争となる」という話など……
何はともあれ、終わってしまうというアナウンスがされるのは寂しい。いま、雑誌では秀吉の関東北条攻めが描かれようとしている。