堀口恭司×イアン・マッコール RT @inxxane I have no words at all. pic.twitter.com/7loyIULT5F
— MMA.vaobhr (@vaobhr) 2018年5月6日
Tenshin is an ALIEN pic.twitter.com/jjgsh6Hp4Q
— Jolassanda (@Jolassanda) 2018年5月6日
KID vs 魔裟斗 2004年
— Kazuto Hirota (@GregKazsonMMA) 2018年5月6日
堀口 vs 天心 2018年
時代は繰り返されるのか? pic.twitter.com/3TV04UjzVd
那須川天心に関しては、キックボクシングルールでのあの勝利は当然だろうから、少しあとで論じよう。堀口恭司の方は…実を言うと時間の都合で事前の大会告知はツイッターの引用だけで終わらせてしまったが、本当はこういうことを書こうと思っていた。
イアン・マッコールはRIZIN最初の試合では不本意な結果になってしまったが、実績的には間違いなく MMA の軽量級の第一任者であります。幸か不幸か UFC では堀口の階級=デメトリウスジョンソンの階級に対して力を入れていないので、ファイトマネーでも対抗できないことはない。世界の一流選手を呼んで、それに対してホームの一流選手が迎えうち、できれば勝利して一話完結のストーリーが続いていく…これはプライドの最盛期…いや最盛期少し前の興隆期に、桜庭和志を擁した同団体が可能だったドラマ (おまけにおまけに敵方はグレイシー一族の復讐とその失敗という、連続したドラマがあった)である。
ちなみにパンクラスは、謙吾を擁して同じような形のドラマを作ろうとしたが、謙吾のほうの役者不足で失敗に終わった(笑)
イアンは 超実力者であり、簡単に堀口が相手を倒すようなドラマを作れるかと言うと不安ではあるが、それも含めて試合を見られる観客は幸せだ。
・・・・・・・・・論理の組み立ては良かったんだが、現実として堀口が10秒もかからずにKOしてしまっては説得力がなくなるのでした(笑)
でも実際のところ、何しろ帰国第一戦が階級上の元谷、 そっから先も石渡伸太郎らを葬葬っているのだから、文句の付けようがないのである。
ただ、大いなる懸念はなにやら不穏なRIZINキックトーナメントである。そりゃ堀口の師匠山本KID徳郁はじめ須藤元気やランペイジ・ジャクソン、ゲガール・ムサシなどキックボクシングでの大物食いや大健闘をMMAに「持ち帰った」ファイターもたくさんいるけどね。
しかし今更、最終的に畑違いのキックルールに手を染めるのは、ここまで MMA で気づいた財産を考えるとリスクが大きい気がするんだけどね。
もちろんRIZINにとってみれば、今現在の持ち札でここぞという時に出せる最強最後のカードが「那須川天心対堀口恭司」であり、そしてそれをやるなら堀口がインタビュー映像で語ったように「 MMA の対戦なら(堀口の勝利で)問題にならない」以上、キックルールで戦わせるしかない…のであろう。
しかしどうなのかなという思いはある。
特にこの前ネット上の噂では「壁を駆け上るスピードの男」ジョン・ダドソンがフリーエージェントになるのではないか、と聞いた。しかも UFC の待遇は、 ぶっちゃけて言うと RIZINも十分対抗できるんじゃないか、と言う金額だったのでね。
本当はこう言う、ジョン・ダドソンみたいな選手を一本釣りして堀口と当てていくという、超実力路線を希望するんだけど、そうなってしまう今度は そこで堀口が相手の超実力者に敗れると言うリスクをRIZINがとれるか、どうか。
たぶんやっぱり、 堀口対那須川を軸に物語が動いてくんだろうな。