続報が報じられた。
https://www.news-postseven.com/archives/20170716_584656.html
雷雷氏が同じ中国人で総合格闘技のコーチをしている徐暁冬氏と対戦し、わずか20秒でノックアウトされ、中国ではネット上で「太極拳は形だけで、健康のための運動だ」などと揶揄されていた。
これに対して、上海の太極拳名人が徐氏に挑戦状を叩きつけ、6月下旬に試合を行うことで決まったが、試合当日、警察当局が路上に特設された会場に押し寄せ、「試合許可をとっていない」などとして、試合が中止になったことが分かった。実は、敗れるのを恐れた太極拳名人が試合前に警察に連絡を入れていたことが明らかになり・・・・・・
(略)
中国の伝統的な武術であり太極拳は、アリババ会長で、億万長者のジャック・マー氏らがスポンサーとしてついており、政府関係者も後援していることから、マー氏の要請もあって、試合に妨害が入るように仕向けられたようだ。最初から試合を行う気はなくて、太極拳側としては、「受けて立つ」というポーズを見せることが重要だったわけだ。これに対して、徐氏は「非合法でも、太極拳側と再び試合をして、その模様をネット上では流すようにしたい。今後は邪魔が入らないような、慎重に試合を行いたい」などと・・・・・(略)
この政治力と宣伝だけで、巧くポーズをとって「達人」の地位に納まる・・・・江戸柳生かよ!!
という、フィクションと史実の混同極まりない偏見を書いておいておしまい。
いや、柳生がインチキな政治力を駆使して実力もないのに将軍指南の座を…というのはあまりに誇張されたフィクションだけど、フィクションとしての「存在感」と「説得力」がなんでこうも抜群なのかね…
ほほう、またことし、新装版が発売されたみたいですね。
- 作者: 小島剛夕,梶原一騎
- 出版社/メーカー: グループ・ゼロ
- 発売日: 2017/02/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
親友「吉岡又七郎」の仇である、天下に名高い剣豪「宮本武蔵」を討つ為なら吉岡門下の主人公「無門鬼千代(むもんおにちよ)」はどんな卑劣な手段でも使う。己の欲望のままに生き、女をもいたぶる。しかし武蔵はそんな鬼千代を子供のように軽くあしらうのだったが…!?「巨人の星」の梶原一騎と「子連れ狼」の小島剛夕で描くダークヒーロー版宮本武蔵の傑作劇画ここにスタート。
過去の紹介記事
宮本武蔵を”大外道”に描く梶原一騎「斬殺者」。夢枕獏が感激したこのシーン - 見えない道場本舗 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120926/p4
梶原一騎・小島剛夕「斬殺者」はすごいねー、というtwitter上の会話。(2014年10月5日) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141013/p2