あとで紹介しようと思って忘れてたけど、ネット上でその場面を見ることができたんで、この機に。
映画「帰ってきたヒトラー」で一番笑ったのは「ヒトラー 最期の12日間」のパロディ・シーンだな。当然、原作 https://t.co/yaOMGIo8hH にはなく、すぐに気付いたけど、声出して笑ってしまいました。。 pic.twitter.com/wpq3tGA6hF
— 独破戦線 (@dokuha_sensen) 2017年6月26日
帰ってきたヒトラーを見てるけど
— バウアー@YouTube (@baubau0419) 2019年2月16日
ヒトラー最後の12日間のパロディがあって流石に爆笑したわ pic.twitter.com/Ep6MvpSvLs
これ、映画館で見た時も笑った一方で、「ドイツでもこれやっても不謹慎と怒られないのか」と安心した。
…のだが、そもそもこの映画全体が不謹慎上等なので一般化できないのだった(笑)
この話は、実は自分は以前、興味をもって調べたのだった
「総統閣下は○○にお怒りです」って日本発祥じゃないんだね(ホッ)。海外でもこのネタ多いとは思わなかった。 - 見えない道場本舗 (id:gryphon / @gryphonjapan) http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150412/p4
そもそもの経緯は、youtubeやニコニコ動画で「総統閣下は〇〇にお怒りです」を見たときに
「おいおいヒトラーをネタ化するなんて、ポリコレ的にまずいんとちゃう。まあどうせ、これをやり始めたのは日本の、というか2ちゃんねらーに決まってるが、海外にこれがバレたらやばいんじゃない?」と、そういう偏見と固定観念を前提に(笑)発祥を調べたら、日本発祥じゃなかった、というね。
まあ、さらにいうと
@alnia_rei_0 この映画の製作会社は元ネタの「ヒトラー 最後の12日間」も制作しているので、セルフパロと言えますね。
— まよいみち(2月は徒歩の予定) (@ma4i_michi) 2017年2月21日
http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%B7%8F%E7%B5%B1%E9%96%A3%E4%B8%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
このようにニコニコで大変人気のある総統閣下シリーズは、日本だけの現象ではない。ヒトラーがあらゆる時事ネタやささいな物事にマジギレするという意外性から世界的に流行しており、YouTubeではいろんな言語の嘘字幕の付いた動画を数多く見ることができる。
Youtubeへの最初の登場は2006年8月10日、スペイン語の嘘字幕で、10月発売のMicrosoft’s Flight Simulator Xのデモ動画に新たな要素が何もないことに総統閣下が切れるという内容だったらしい。その後は何かあるごとに「Hitler Reacts to...」だとか「Hitler finds out...」というタイトルで大量にパロディがアップロードされ、2008年から2009年にかけて欧米の各紙が流行を報じている。2010年1月15日のニューヨーク・タイムズ・マガジンのブログでは、原作のヒルシュビーゲル監督自身が「ファンから大量に送られてくるパロディ動画のリンクを見て大笑いしている」と楽しんでいる様子が見受けられた。
とかとか。
とにもかくにも、「総統閣下」シリーズは、日本発祥・日本限定ではなく、しかもドイツを含めてあちこちでパロられている、ということの再度の確認でありました。