・秋山成勲は、結果的には若いパワーに飲み込まれたといえるかもだけど、あの若手を3R目は圧倒したのは見事だった。秋山は筋肉量の関係で、むしろ後半のスタミナは弱点のほうだったのに。まあ、3Rを落としても確実に勝てるよな…ここは流そう、逃げようと思わせるようなKO寸前の致命的な劣勢を秋山が負ったからこそ相手もそうなったんだろうけど、それでもそのリカバリーも含めて大したものだった。しかし、あそこまで露骨に流すようなやつは上にいけまいが。
・キム・ドンヒョンは柔道家殺法!!という感じだった。マットヒューズポジションって、むしろ柔道家ほど使いこなせるんじゃね?
・チェ・ドゥホ…あれで怪我と欠場とジムとのトラブルと失踪と減量失敗が無ければなぁ…。(ダメダメに見えるが、それを覆うほど「強い」)
・ベンヘンは判定で勝つのに本当に長けてるなあ。柔術を高いレベルでやっているから「疲れたから寝技に行こう」とか「下になったけど不利にならずにしのごう」とかできるんだろうね。
・ずっと前の話だけど、これだけカリスマになって、UFC的にも「無敵の王者」として売りたかっただろうロンダ・ラウジーがここで負ける…真剣勝負のアヤだなあ。復活劇は、どれぐらい稼げるだろうかね。