所英男、上田将勝を破ったジョシュの弟子ビクター・ヘンリーを、ここで止められるか？大会は明日

http://www.boutreview.com/2/news/pancrase/item_17308.html
PANCRASE 267（5月31日(日) ディファ有明）でライト級2位の徳留一樹と対戦するJ.J.アンブローズ（米国）、元バンタム級2位の中島太一と対戦するビクター・ヘンリー（米国）が28日、東京・新宿の和術慧舟會HEARTSで公開練習。左肩に武士のタトゥーを入れたアンブローズは「武士が敵を刀で斬るように、私も柔術の技で必ず一本を取ります」と宣言し、師匠のジョシュ・バーネットと来日したヘンリーは所戦・上田戦同様、KOか一本での勝利を約束した。
（略）
◆ヘンリー
（略）…ジョシュ・バーネットらトレーナーから学んだことが間違い無かったと、その2試合で証明できました。今回に向けて練習してきた技もたくさんありますので見せたいですね。
（中島はヘンリーのパンチは当たらない、サブミッションは極まらないと豪語しています）パンチが無理ならキックや膝蹴りや肘打ちもありますし、極め技もたくさん用意していますよ。
（中島は遺書を書いてこの試合に臨むそうです）君が死んだら家族は悲しむだろうね。君のために泣いてあげるよ」

たぶんこいつ、このへんのべしゃりもトレーニングしていると思う（笑）。師匠が師匠だしさ（笑）

しかしぶっちゃけ、ここで中島太一も倒して３連勝となると、まじでUFCやベラトールのオファーがありそうなわけで、ここで一敗させとかないと末永く日本で戦ってもらえない（笑）。なんだこの本末転倒ぶりは。でも実際そうなんだよな。いい選手を日本にとどめるには、ほどよく黒星をつけるに限る。

しかし、大晦日でミソをつけた中島太一だが、あの長身、長いリーチというのは所、上田とはまた別の強みだ。かたやビクターは初戦はパンチで所、２戦目では足関節で上田を下した。いまもジョシュもそうだけど、彼らのUWFに影響を受けたキャッチレスリングの戦略はそれ自体が現代MMAではひとつの異物というか変則的アプローチになっていまして、あまり類例が無いのだ。
どちらが、相手の意表をつくような戦い方になるか。
そこがポイントかと思います。