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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

2011年4/9は、ストライクフォースでの川尻達也vsメレンデスだった。「あの年」の試合を振り返る一文

twitter、ネット上では「この日なんの日」的なコンテンツも充実しているが、たった四年前の話でも、記憶というのは喚起しないと風化してしまうものだね。

【on this day in】4月09日──2011年 http://mmaplanet.jp/45975


Strikeforce
@カリフォルニア州サンディエゴ、バレービューカジノ・センター
川尻達也ギルバート・メレンデス戦に関して、『ケージに立って試合を成立させた時点で、全てを使い果たしていた』と振り返っている。MMAの覇権が日本からUFCへ移り、そのライバル団体だったStrikeforceがズッファに買収され…(略)…ただし、この業界を揺るがすような大事件も当時の日本にいては、然したる問題には思えなかった。それは所詮、MMA界の話だからだ。3月11日、本当に多くの人を亡くした。加えて原子力発電所の事故と、人類が経験したことのない大きな危機に直面していた国にあって、誰もが──どんな職種についていようが、『こんなことをしていて良いのか』と自問自答していたに違いない。茨城県在住の川尻は震源地にも原発にも近い場所を生活の拠点としていた。マルタイン・デヨングは『原発から280キロ以内にいてはいけないという通告がオランダ政府からあった。何をやっている?  早く西の方へ避難しろ』と国際電話で怒鳴って来た。あの頃の川尻の周囲がどれだけ危険で、それまでの日常と違うモノになっていたか、僕には想像すらできない。それでも……(後略)