残念ながら、公開期間が終わってしまったが、最初雑誌に掲載、その後ネット公開もされたキン肉マンのスピンオフ作品がありました。
ゆでたまご嶋田
@yude_shimada
WEB『キン肉マン超人列伝 後編 ウルフマンの巻‐土俵上の士‐』〈後編 〉は本日より更新されました。無料ですので是非ご一読を。http://bookstore.yahoo.co.jp/shoshi-426934/ #yj_bookstore #キン肉マン
超人相撲からの引退を、度重なるけがで決断したウルフマン。例によって「親方」やら「協会」やらの設定が突然登場し(笑)盛大な断髪式が開かれる。
しかし、その場に現われた黒い影…
内容の紹介を、ほかの方のブログから引用で。
http://kinnikuman-go-fight.seesaa.net/article/414864004.html
突如現れためっちゃアメリカナイズされたスモウレスラーは「ブラック・シップ」という超人
このブラック・シップとやらは世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップで10連覇を果たした無敵のアメリカ相撲超人とのこと
属性は悪魔(悪行)超人なんだろうか?
とりあえずカナディアンマン・スペシャルマンの「ビッグ・ボンバーズ」改めカナスペのザコ2匹を1人で倒す程度の強さはあるようで・・・
まさに超人相撲界の「黒船」なんだろう・・・
ここもくわしい。
http://momokononiku.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
ブラック・シップ!!
世界超人相撲ファイティングチャンピオンシップ10連覇を誇る無敵のアメリカ相撲超人よ(*´Д`)=зそして何故かボコボコにされてるカナディアンマンとスペシャルマン(;´▽`A``
闘うシーンすらカットされているところが流石ヘタレボンバーズの二人だわ(^_^;)
本編は面白かったですよ。しかし、さて、私が語りたいのはこの本編ではない。
この裏で展開された、もうひとつのドラマです。
なんでも、ミート君がこう言ったんだそうです。…
「ビッグボンバーズさん、こんど飲みに行きません?」
「おっ いいねえ!」
〜とある居酒屋にて
「いやあ豪快 豪快」
「カナディアンマンさん、どんどん行きましょう」
スペシャルマン「…なあミートさん、こう言っちゃ悪いけど ちょっとひどいよな ひとこまも戦闘シーンがなくて、やられた場面ってのは…」
「え?」
スペシャルマン「そこだよ……ミートさんはきっと 言いづらいだろうけどね…俺はともかくだ… おっとう(カナディアンマン)のことをゆでたまごは、ジャンプは、どう考えているんだ?」
ミート「たしかに…きついマッチメークだとは思いますよ でも、お客さんは入ってますし」
「でもさ、カナダのエースだった人をねえ…だいたいな、セメントでやったらおっとうが一番強いんだ!!」
「それなのに ゆでたまごのヤローッ……」
酒の勢いもありいいたいことをいうスペシャルマン。
ミートは一言もない。
だが…
「スペシャル……」
カナディアンマンがことりとグラスを置く。
「仕事だ……」
ミート「凄い人だ……」
なんのことか分からない人が8割を占めるかもしれないが
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のラッシャー木村篇「男の涙酒」を参照のこと。
カナディアンマン、そしてスペシャルマンもガチでやったら相当の実力者、ポリスマンであることは知られていたが、複雑な団体内の力関係で負け役に甘んじていたことは知る人ぞ知る話。というかその負け役にも技術が問われるが、この二人などはその、「負けて相手を強く見せて興行を守り立てる」という技術が余人をもってかえがたく、それ故に負け役が続いたとも言われる。
往年のファンは、この二人の「負け」をみて、相手超人の幻想を高め、なけなしのコヅカイをはたいてキン肉マンを読んでいたのではないか?
そんな二人に、いまさらながらの花束を。
上では不満を述べていたが、結局現場ではそんな不満をおくびにでもださずに”仕事”をまっとうした二人に、引退するウルフマン(かれもある意味、似た立場だった)も感謝していたという。
余談 こんなTVコマーシャルがあった