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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ヒクソン・グレイシーは中井祐樹と和やかに対談しても、安生洋二は許していない(ゴン格)

この表紙写真、いいねえ。
で、巻頭に載っているこの対談冒頭に、司会がこんなスケッチを書いていた。

対談前、新聞記者がヒクソンにサインを求めてきた。
「アンジョウさんへと、何かメッセージを書いてほしい」という。同日引退を表明した安生洋二に渡し、記事にするのだろう。その記者は94年の安生の道場破りと、その後に負けたことをカモフラージュした経緯を知らないのか、あるいはデスクに言われるままにリクエストしたのか。戸惑いながらもサインするヒクソン。なおもメッセージを求めた記者に、ヒクソンは静かに言った。
「何を言えばいいんだ?グッドラックと? 君にはすまないがアンジョウに言うべき言葉はないよ。ここにいるナカイとは違うんだ」
通訳を通さずとも堅い拒否の意志が伝わる口調だった。
ただ、名前を書いたサインを手渡し、ヒクソンは中井に向きなおって言った。
「また会えて幸せだ。元気でしたか?」

VTJ前夜の中井祐樹

VTJ前夜の中井祐樹

こういうときには「自己責任」という言葉を使っていい場面である(笑)。


それに前後して

KAMINOGE〈vol.38〉

KAMINOGE〈vol.38〉

■“ゴールデン・カップス安生洋二×郄山善廣×山本喧一
3・19安生引退興行で一夜限りの再結成!
伝説のユニットが、あの頃のように言いたい放題!

ゴールデン・カップスの活動期間が短かったのは、
『ヤバい、インディのカリスマになっていく……。
このままだと、(U系に)戻れなくなるぞ?』っていう恐怖心があったから。
すべてはUインターのためだったんだけど」(安生)

ゴールデンカップスの鼎談があり、安生がこのヒクソンカテエ態度をぼやいていた(笑)。これまでも、帰国子女である安生は、ホイラーとかが闘うPRIDEの関係で「通訳」として交渉の場に来たヒクソンと対面したことがあるとか(笑)