
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2015/01/23
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で、巻頭に載っているこの対談冒頭に、司会がこんなスケッチを書いていた。
対談前、新聞記者がヒクソンにサインを求めてきた。
「アンジョウさんへと、何かメッセージを書いてほしい」という。同日引退を表明した安生洋二に渡し、記事にするのだろう。その記者は94年の安生の道場破りと、その後に負けたことをカモフラージュした経緯を知らないのか、あるいはデスクに言われるままにリクエストしたのか。戸惑いながらもサインするヒクソン。なおもメッセージを求めた記者に、ヒクソンは静かに言った。
「何を言えばいいんだ?グッドラックと? 君にはすまないがアンジョウに言うべき言葉はないよ。ここにいるナカイとは違うんだ」
通訳を通さずとも堅い拒否の意志が伝わる口調だった。
ただ、名前を書いたサインを手渡し、ヒクソンは中井に向きなおって言った。
「また会えて幸せだ。元気でしたか?」
- 作者: 増田俊也
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こういうときには「自己責任」という言葉を使っていい場面である(笑)。
それに前後して
■“ゴールデン・カップス”安生洋二×郄山善廣×山本喧一
- 作者: KAMINOGE編集部
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3・19安生引退興行で一夜限りの再結成!
伝説のユニットが、あの頃のように言いたい放題!
「ゴールデン・カップスの活動期間が短かったのは、
『ヤバい、インディのカリスマになっていく……。
このままだと、(U系に)戻れなくなるぞ?』っていう恐怖心があったから。
すべてはUインターのためだったんだけど」(安生)
でゴールデンカップスの鼎談があり、安生がこのヒクソンのカテエ態度をぼやいていた(笑)。これまでも、帰国子女である安生は、ホイラーとかが闘うPRIDEの関係で「通訳」として交渉の場に来たヒクソンと対面したことがあるとか(笑)