INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

数週間遅れながらマーク・ハントvsファブリシオの感想をひとこと

今日は格闘技ニュース思いつかない。(書くのにはちょっと時間がかかるネタもある)
そんなんで書き忘れていたハントvsファブリシオを簡単に。

http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20141116/1416111969
2R。ヴェウドゥムのミドルにパンチのカウンターを入れて倒したハントだが、ヴェウドゥムすぐ立つ。ヴェウドゥムバックスピンキック。ガードの上。ハントはちょっと苦しそうな表情。スタミナが厳しいか。ヴェウドゥム飛び膝!ビッグヒットでハントダウン!パウンド連打!ハーブ・ディーン安定の遅めのストップ。

一流打撃ファイターがテイクダウン体勢や寝技でしのぐ技術を後天的に身につけたマーク・ハントと、一流寝技ファイターが打撃を後天的に身につけたファブリシオ
あまりに対照的な、という意味でも面白かったが凱歌がみごとにファブリシオにあがったと。

打撃の巧さという点ではジョシュ・バーネットも倒したトラヴィス・ブラウンとの試合を待つまでもなく、スクート(猪木アリ)も利用しながら有効打の数でK-1優勝者の上をいったvsアリスター・オーフレイムのときから分かっていたので、ものすごい驚きではなかった。
なんといってもファブリシオは体が柔らかくリーチがある。佐々木憂流迦のようなもので、打撃ののびしろは想定内だったろう。
にしてもハントKOは想定外っちゃ想定外だ(笑)。



ハントにはお疲れ様というしかない。キャンプ期間がもっと取れたら、高地になれていたら…と思わないでもないが、ここまでの道のりがドラマだった。ここからは「タイトル戦線への道」という束縛を抜きにして戦ってほしい。ジョシュ・バーネットアリスター・オーフレイムアントニオ・シウバとの再戦もあるだろうし、ミルコの弟子と戦うのもいい。
この前のインタビューのように、神はこのサモアンに「もっと戦え」と命じている。