いま咲いてますかね。
春の上野公園の桜は、どこへ出しても恥かしくないものだ。
◆ かはくの縁の下 ◆
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上野の桜
事業推進部 高尾 敏史(連携協力課長)
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上野公園は四季を通じてさまざまなその表情を見ることが出来ますが、4月は上野公園の最も華やかな季節であり、多くの人々で賑わう時期でもあります。
お花見を多くの皆さんに楽しんでいただくために、駅や駐車場など交通機関のスタッフや公園を管理する東京都職員など、たくさんの方が活動を行っています。
その中でも「上野桜守の会」という地元住民の皆さんが中心となり、桜の保全・啓発を行う団体があります。上野の130周年を記念して平成18年5月に会が発足しましたが、設立当初から国立科学博物館の館長が会長を務めています。
その活動は多岐にわたっており、桜マップやガイドブックの作成など上野の桜を理解していただく活動のほか、桜の手入れや植樹など夏の暑い時期や寒い冬にも行われます。
国立科学博物館の周りにもソメイヨシノ、アマギヨシノ、エドヒガンなどの種類の桜がありますが、上野公園内では約50種類もの桜が早春から晩春にかけて次々と見られます。国立科学博物館では、トリケラトプスの子どものキャラクター「ケラノスケ君」が登場するビデオとワークシートにより皆さんがマナーを守って楽しんでいただくこととしていますが、来年も同じように桜を楽しんでいただけるように、お花見にお越しの際は博物館同様にルールを守っていただきたいと思います。
(上野公園お花見ルール:東京都東部公園事務所より)
「さ」クラをみんなで大切にしよう
「く」つろぐ中にも礼儀あり
「ら」いえんしたら火気厳禁
「さ」いごは後片付けとごみ持ち帰り
「く」らくなる夜8時には宴会終了