http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2014/02/post-59a2.html
若すぎる死。ノアのリングアナウンサー仲田龍さんが心筋梗塞で死去。享年51。
ノア2・8後楽園ホール大会では、ロビーでお見かけしたばかり。声を出して、トイレ前の列をしっかりと観客につくらせ、雑用を元気よく買って出ている様子に受け取れた。そのぶん、訃報には本当に驚きました。
「ガチドラ」と言われて、他団体との交渉で非常に強気に出て、Noahに有利な条件をもぎ取るのが上手かったこと、さらに団体のスムーズな運営や小さい利益を出す工夫(Noahくじなど)を次々考え、骨惜しみ無く動いてそれを形にするアイデアマンだったという。
それが強引さも伴い、敵も多く、脇の甘い点も多かった…という批評も、主に別冊宝島でされていたけど、得がたい人材であり、団体としてはこの急逝に埋めがたい穴ができたに違いない。本当に残念である。
何度か紹介したけど

- 作者: 仲田龍,本多誠
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あと週刊プロレスに載っていた「方舟航海日誌」も面白かった。
この記事を再紹介して、追悼に代えたい。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060410/p3
例の興行の裏側がたいへんよくわかる「方舟航海日誌」で、山下達郎の「クリスマス・イブ」と全日本−ノアに続く年末の定番ソングになったかが書いてある。
なんとラジオで山下氏本人が「使ってくれて光栄だ」と言ったこともあるとか。
客出しの全日本の定番は
この「クリスマス・イブ」が年末世界最強タッグで、
あとは「星に願いを」(これも山下達郎)
「上を向いて歩こう」だったという。客出しっていうのは、お客さんを出すためにやるわけじゃないですか。もう終わりだよっていうお知らせの曲なんですよ。『星に願いを』っていうのはすごく余韻に浸れる曲なんですよね。激しい試合の後にスローな曲もいいんじゃないかなと思って。それはもう誰にも相談しないで、ボク(註:仲田龍リングアナ)が勝手にやっただけのことなんですけどね。