INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「格中」が分析した川尻UFCデビュー戦

http://kakuchu.blogspot.jp/2014/01/ufn34vs.html

彼は自分が恐怖していることをあっさりと告白した。試合が恐ろしいことを、敗北が己を脅かしていることをありのままに認めた。そしてそのうえで、自分は頂点を目指して挑戦すること、捨てられない夢があることをどこか気恥ずかしそうに語った。私は驚愕した。川尻達也という男は私が思うよりも遥かに頭が冴えており、ずっと熱い魂を持っていた。決して安易にUFCに行くことを決意したわけではなかったのだ。彼は世間からどう思われているかも知っていた。35歳は遅すぎたかもしれない事、チャンピオンまでは辿り着かないだろうと思われていることもわかっていた。常識で考えれば無理な話だ。だがそんなことは……

PRIDEが消滅し、UFCが一気にMMAの最高峰として成長し、そしてDREAMが活動を停止した。日本では格闘技ブームが去ったと言われている。だからなんだ?私ははっきり言わせてもらう、だからなんだと言うのだ?むしろ公正でスポーツとしてより洗練された舞台が登場したことを、私は素直に喜んでいる。作られた王者になど興味はない。生き残りを賭けた残酷な戦場でギリギリの戦いをする戦士こそ、私が金を払って見たいと思う者達なのだ。
 
顔面を何度も殴られながら、必死に腰に組み付いたクラッシャーを見たか?鼻を砕かれて血に塗れながら、歯を食いしばって相手を締め上げたクラッシャーの顔を見たか?…(後略)

あー、引用するだけ、楽だわー。 すごく楽だわー。